あなたの雑談したい人が、知る人が少ない人で無いならば、前にもいくらかの会話を交わしている人がほとんどではないかと思います。
ただの一度でも会話した仲であるのなら、以前の話のネタを会話のきっかけに雑談を始めることが可能です。
会話のきっかけでよく使われる会話術のひとつに、”近況を尋ねる”というものがあります。
相手と前回会話したときに、知りえた情報をふたたび尋ねる会話術です。
一つ前の会話で、 ひとつ前の雑談で、相手とこんな会話をした相手 「今日は母親の誕生日なんだ」 という話のネタが話題に上ったら、次に会ったときは、 前回の雑談で出た話のネタの、結果を尋ねるあなた「お母さんの誕生日、お祝いできた?」 と会話のきっかけに使うことができます。
前回の会話で、 前回の雑談で、相手とこんな感じの会話をした相手
「週末は、彼とドライブ行くんだ」 という話のネタで雑談したのなら、 次の週の会話のきっかけは、 前回の雑談で出た話のネタの、結果を尋ねるあなた「ドライブ楽しめた?」 と最近の状況を尋ねる話し方が可能です。
もし、 この前の雑談で、相手とこんな会話をした相手 「週末は、彼とドライブ行くんだ」 と雑談した次の日、相手と雑談する機会があったとします。
相手がまだドライブまで出向いてなくても、 前回の雑談で出た話のネタの、周到に尋ねるあなた「週末のドライブ、どこ行くか決めた?」 とか、 前回の雑談で出た話のネタの、気持ちを尋ねるあなた「明日ドライブだよね。楽しみだね!」 など尋ねるだけでも会話のトリガーとなります。
この会話のきっかけ会話術を使うには、相手との以前の会話を覚えておく必要があります。
あなたが、会話相手に興味を持っているなら、会話の内容は、知らぬ間に頭の中に入っているでしょう。
そして会話のきっかけになる言葉も自然と出てくると思います。
しかし、あなたにとってあまり興味の無い人、また、会話の内容自体が、あなたにとってあまり関心の無いものなら、覚えておくこともなかなか難しいでしょう。
相手がまた同じ話のネタを話題にしてくれれば、 あなた「そういえば、そんなこと言ってたね」 なんて思い出すかもしれないですが、自分から会話のきっかけとして話すには、意識して覚えておく心構えが必要です。
人と話した後、一人になったら、会話の内容をメモするなどのちいさな努力も必要でしょう。
しかし、些細な内容ほど、覚えていれば相手はうれしいものです。
会話のきっかけにも困らないし、相手に好かれることもできる会話術なので、ノリよく使用したらいい人間関係を築く足掛かりにもなる可能性が高いです。