こんどは、天気の話題を第一声に雑談を始めましょう。
先ほどは「挨拶 → 天気の話題」の流れでしたが、
今回は天気の話題を会話のきっかけにします。
最後の二往復目は、
天気の話題を少し掘り下げることになるでしょう。
例えば、次のような会話をするのがこの項の目的です。
あなた「いい天気ですね」
← 同意を求める質問
相手 「ホントですね」
あなた「雲ひとつ無いですね」
← 一往復目。同意を求める質問。
相手 「ええ」
あなた「毎日こんな天気ばかりならいいですね」
← 二往復目。天気の話題を掘り下げる。
こういった会話が自然にできるようになれば、
会話の苦手を克服できたといっていいと思います。
この会話例の一往復目は
「いい天気」の詳細が話の内容です。
「雲ひとつ無い、いい天気ですね」と言い換えることもできるセリフを二つに分けることで、
一往復の会話をしています。
二往復目の「毎日こんな天気ばかりならいいですね」は、
あなたの感想です。
天気に関するあなたの感想を付け足すことで、
二往復の会話が成立しました。
会話が苦手な人の中には、
自分の気持ちを話すことが苦手な人も多いでしょう。
雑談は言葉のキャッチボールですが、
盛り上がっている雑談の多くは
心(気持ち)のキャッチボールでできています。
会話の苦手を克服するには、
少しでもあなたの気持ちを入れることが大事です。
この項からは、
気持ちを言葉にするテクニックを使っていかないと、
二往復の会話を成立させることが難しくなります。
苦手な人にとって、
頑張りどころです。
気持ちを取り入れた会話例もたくさん紹介していきます。
上手な気持ちの話し方を、
少しずつでもマスターしていってください。