あなたが声をかけることによって雑談を始める場合、
まず悩むのがきっかけになる話のネタです。
私たちは普段どのような言葉で
会話をスタートさせているのでしょうか?
定番のネタはいくつか存在しますが、
絶対にはずせないのは挨拶です。
口下手で雑談をあまりしないという人でも、
最低限の挨拶をしている人がほとんどだと思います。
まず、挨拶をきっかけに雑談をスタートさせましょう。
しかし二往復以上の会話を成立させる場合、
挨拶だけでは会話が続きません。
挨拶以外の一ネタが必要になります。
もう一ネタにオススメしたいのが、
天気や気候の話題です。
天気や気候の話題は、
挨拶と同じくらい日常の雑談の中で交わされています。
話のネタがないときは、
挨拶と一セットと考えてもらってもいいでしょう。
例えば、次のような会話が
挨拶と天気や気候の話題で二往復した話し方例になります。
あなた「おはようございます」
相手 「おはようございます」
あなた「すごい雨ですね」
← 一往復目。同意を求める質問。
相手 「ホントですね、傘さしてても濡れますね」
あなた「ええ」
← 二往復目
これで二往復の会話ができました。
時間にして
10秒程度のやり取りでしょうか。
この後は、可能なら
あなたが話題を広げて話を続けてもいいでしょう。
また、相手が会話上手な人なら
話は途切れないでしょう。
会話が途切れても差し支えありません。
今回の目標は、
二往復の会話をすることです。
二往復の会話をいつでもできるようになれば、
自然と3往復でも4往復でも
会話を続けるテクニックが身についていきます。
次の項では、
“あなた”が声をかけて
雑談を二往復させる会話例をいくつか紹介します。
上手に話しかけるためのテクニックを自分のものにしてください。