ツっこんで笑いを起こす会話とは、例えば次のような会話です。
・雑談でのツッコミ例1
相手 「今日のテストのために、徹夜で勉強しちゃったよ」
あなた「がんばったじゃん」
相手 「おかげでテスト中うっかり寝ちゃいそうになっちゃった」
あなた「ダメでしょ」← これがツッコミ
・雑談でのツッコミ例2
あなた「今度の日曜日、暇?」
相手 「なにもやることなかったら暇かな」
あなた「当たり前でしょ」← これがツッコミ
雑談でつっこむ会話のきっかけ
雑談の中でツッコミを入れると、
笑いが起きます。
「ついつい笑顔になる」程度のものから
「大爆笑」まで笑いのサイズは様々ですが、
「笑い」は、相手との心の距離を一気に縮めます。
ツッコミは訂正です。
否定ではありませんので、
上手にやれば、
ツっこまれた本人も嫌な気持ちもなりません。
次の例はどうでしょうか?
・雑談でのツッコミ例3
相手 「どうしよう。私この仕事うまくやっていく自信ないな」
あなた「元気出して。私はあなたの味方だよ。困ったことがあったらなんでも言ってよ」
相手 「ありがとう。でも不安で不安で。悩みすぎて夜しか眠れないの」
あなた「殴っていい?(笑顔で)」← これがツッコミ
相手の「悩みすぎて夜しか眠れないの」のボケに対してのツッコミです。
このツッコミは、
相手を選びます。
会社の上司に「殴る」なんて使えないですし、
あまり親しくない相手にも使いづらい言葉です。
逆に、こんな会話ができる相手は、
いい人間関係が築けている間柄とも言えます。
上司にツっこむなら
「ちゃんと眠れてるじゃないですか!」くらいが適当でしょう。
ツっこむ時は、
空気を読むことをお忘れなく。
相手と自分との関係性を把握して上で、
加減してツっこみましょう。