天気の話題から始まる、二往復する話し方とは!?

イメージして読んでください。

これまで同様、
あなたが誰かと具体的に話をしているイメージで読んでください。

イメージすることで、
あなたがリアルな生活で会話をした時と同じような経験になります。

 

実際の経験には劣りますが、
頭の中で想像して読むことで、
あなたの話し方、
言葉を選ぶスピードは確実に増します。

たくさんイメージできるよう、
たくさんの会話例を載せました。

 

繰り返し読んでいただければ、
それ分だけ自然に声をかけて
会話ができるようになっていくでしょう。

 

・会話例1【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】

あなた「風が強いですね」
← 同意を求める質問

相手 「強いですね」

あなた「吹き飛ばされそうなくらいですね」
← 一往復目。同意を求める質問。

相手 「ホントですね」

あなた「おかげで、髪の毛ボサボサです」
← 二往復目

 

【会話のポイント】

あなたから声をかけるときも、
相手から確実に返事をもらえるような質問形式の声かけをオススメします。

会話例のような同意を求める質問は、
相手のプライベートを詮索するものではないため、
どんな相手にも使いやすく便利です。

 

一往復目の「吹き飛ばされそうなくらいですね」は、
最初にふった天気の話題を掘り下げたものです。

どのくらい風が強いかを詳細に話しています。

 

最初の“あなた”のセリフを
「吹き飛ばされそうなくらい風が強いですね」にしてもいいところを、
二つに分けることで一往復の会話を行っています。

また、同意を求める質問形式で
相手からの返事を促しています。

質問するとほとんどの場合、
相手からなんらかの反応があります。

そのあと何か一言あなたが発すれば、
二往復した会話の成立です。

 

・会話例2【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】

あなた「今夜、雪らしいですよ」
← 情報提供(天気の話題)

相手 「そうらしいですね」

あなた「積もる前に帰りたいですね」
← 一往復目。同意を求める質問(天気の話題)。

相手 「そうですね」

あなた「電車が止まったら帰れません(悲)」
← 二往復目

 

【会話のポイント】

「今夜、雪らしいですよ」といったセリフを言うには、
天気予報を事前にチェックする必要があります。

会話のきっかけの言葉に困るようであれば、
天気予報は必ずチェックしましょう。

天気は相手の気になる話題です。

 

知ってる情報であれば共感してもらえるし、
知らない情報であれば感謝されます。

二往復目の「電車が止まったら帰れません」は、
あなたのプライベート情報です。

あなたの気持ちやプライベート情報は、
会話を広げるのに欠かせない話のネタです。

自分の話をするのが苦手な人も、
少しずつ話のネタにする練習をするといいでしょう。

 

あなたが自分のことを話のネタにすれば、
相手も自身のことを話のネタにしやすくなります。

あなたが心を開けば、
相手も心を開くのです。

受身の姿勢より自分で積極的に話ができれば、
話し下手は一気に克服できるでしょう。

まずはイメージトレーニングで、
自分の情報を話のネタに話してみてください。

 

・会話例3【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】

 

あなた「今日は花粉が少ないみたいですよ」← 情報提供(天気の話題)

相手 「そうなんですか、確かにそんな気がしますね」

あなた「自分は花粉症じゃないですけど、見ててホント辛そうですもんね」
← 一往復目。共感の言葉を投げかける。

相手 「すごく辛いんですよ」

あなた「今日みたいな日が続くといいですね」
← 二往復目。相手の気持ちを代弁。

 

【会話のポイント】

 

今回の「今日は花粉が少ないみたいですよ」というセリフも、
天気予報をチェックすることで話せる話題です。

“あなた”は花粉症で無いので、
自分自身は興味の薄い話題です。

 

しかし会話をする上で大事なのは、
相手が興味を持っている話題かどうかです。

相手と、
言葉と心のキャッチボールをするには、
相手が興味を持っている話題を振るのが
一番効果的です。

 

天気予報やニュースを見る際も、
相手の興味ある話題は無いか、といった気持ちで見ると
会話のきっかけが探しやすくなります。

例えば、
あなたがサッカー好きでなくとも、
知り合いにサッカー好きがいたら、
サッカーワールドカップの話題もいいでしょう。

「なんか、日本優勝したみたいですね」とか。

あなたが投資に興味なくても、
知り合いに株を買っている人がいれば、
「日経平均が暴落したみたいですね。

ニュースでやってました」とか。

 

こんなことが言えると、
きっと相手は話し始めます。

相手の心を掴めば、
二往復の会話なんて余裕です。

話をふったはいいが
話題についていけず心配なら、
教えてもらうスタンスで聞いてみてください。

興味深く尋ねれば、
気持ちよく話してくれるはずです。

 

・会話例4【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】

あなた「朝の雷すごかったですね」
← 同意を求める質問(天気の話題)

相手 「ええ、びっくりしました」

あなた「そのあと寝れなくなっちゃって、少々寝不足です」
← 一往復目。プライベートな情報。

相手 「え~そうなんですか」

あなた「寝れました?」
← 二往復目。「あなたはどうですか?」の質問。

 

【会話のポイント】

天気によって、
私たちは驚きの体験をすることがあります。

そんなびっくりするような気持ちは
誰かに話したいものです。

もしあなたが天気によって
驚きの体験をしたのなら、
相手も同じ体験をした可能性が高いはず。

天気のいいところです(笑)。

 

そんな話題を言葉にすれば、
相手は喜んで耳を傾けるでしょう。

同じ気持ちを確認することで
仲間意識も生まれます。

雷や台風、虹が出た、猛烈に暑い、
猛烈に寒いのような気象現象の体験は、
格好の話のネタ。

 

ぜひ、会話のきっかけに使ってみてください。

一往復目の
「そのあと寝れなくなっちゃって、少々寝不足です」は、
あなたのプライベートな情報を相手に提供しています。

雷に驚いて、
その後どうなったのか。

 

あなたが体験したことをそのまま言葉にするだけで
一往復成立です。次に何を言おうか考える前に、
思ったことをすぐに言葉にできるテクニックを身に付けると、
会話はスムーズに運ぶようになります。

二往復目の「寝れました?」は、
相手に尋ねる質問です。

会話の返しに迷うようなら
「あなたはどうですか?」と尋ねられる会話の流れかチェックしましょう。

 

・会話例5【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】

あなた「天気予報によると、今夜は雨らしいよ」
← 情報提供(天気の話題)

相手 「そうらしいですね」

あなた「天気予報の今夜って、夕方6時以降のことらしいですね」
← 一往復目。豆知識で話を広げる。

相手 「へー」

あなた「昨日テレビでやってました」
← 二往復目。豆知識の出所を明かす。

 

【会話のポイント】

天気に関する豆知識を知っていると、
会話を続けるのに役立ちます。

インターネットで検索すれば、
たくさん豆知識が見つけられます。

気をつけていただきたいのは、
自慢話にならないように注意して話すこと。

 

自慢話にならないためには、
頻繁に豆知識を口にしないことと、
豆知識の出所を明かすことです。

豆知識ばかり話しては嫌われます。

自分の自慢話はしたいけど、
人の自慢話は大嫌いという人がほとんどです。

豆知識をたくさん話して感心されたい気持ちが生じても、
我慢しましょう。

 

そして、豆知識の出所を明かすことも重要。

出所を明かすと
自慢話には聞こえません。

会話を楽しむことが目的なら、
どこで得た知識かも話のネタにしましょう。

「人に聞いた話なんですが・・・」という言葉をオススメします。

たとえテレビや本、インターネットで得た知識も、
広い意味で、人から聞いた話です。

 

ちなみに、
天気予報の「今日」「明日」「今夜」の時間帯は
次のように区別されているそうです。

今日……朝6時から、夕方6時まで。

明日……翌日の朝6時から、24時まで。

今夜……夕方6時以降から、翌日の朝6時まで。

 

・会話例6【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】

あなた「インフルエンザ流行ってるみたいですね」
← 同意を求める質問

相手 「ええ」

あなた「マスクしてる人が、増えてますよね」
← 一往復目。同意を求める質問。

相手 「ホントですね」

あなた「寝不足にならないように気をつけないと」
← 二往復目。一般常識で会話をつなげる。

 

【会話のポイント】

季節が移り変わると、
時期によって毎年必ず話題になるものがあります。

インフルエンザや花粉、
桜前線などです。

そんな時期になれば、
自然とそれらに関する話題が出てくるでしょう。

話のネタに困る人は、
季節関連のネタは
欠かさずチェックすべきです。

 

一往復目は
「インフルエンザが流行ってる」裏づけのセリフです。

マスクをつけている人が多いので
インフルエンザが流行ってると感じた、と話しています。

そしてそれについて同意を求めます。

 

二往復目は
誰もが知っている一般常識で会話をつなげています。

相手が感心するような雑学と違って
興味を持ってもらう話ではありませんが、
相手の同意が得られます。

「寝不足にならないように気をつけないと」
「そうだよね」と心のつながる会話です。

会話の内容で感心させるより、
相手が「そうだよね」と同意できる会話のほうが、
二人の距離は縮まります。

 

・会話例7【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】

あなた「今日は特に空気が乾燥してるんだって」
← 天気予報から得た情報

相手 「そうなんだぁ」

あなた「紫外線も強いらしいよ」
← 一往復目。天気予報から得た情報。

相手 「え~」

あなた「風邪を引かないように手洗いは忘れずに、だって」
← 二往復目。天気予報から得た情報。

 

【会話のポイント】

天気予報では
晴れや雨といった情報以外にも、
紫外線指数や洗濯指数など
たくさんの情報を得ることができます。

天気の話題で二往復の会話をすることを第一目標にした場合、
天気予報で得た情報を小出しにするだけでも十分です。

 

誰にでも関心のある天気の話題だからこそ、
相手は自然に耳を傾けることができます。

普段何気なく見ている天気予報も、
話のネタを見つける、
とてもいい材料になります。

じっくり見てみてはいかがでしょうか。

いかがでしたでしたか。

 

会話しているイメージを、
頭の中で上手に思い起こせたでしょうか?

天気の話題ではじめた会話なら、
二往復程度は天気の話題だけで
会話してみてください。

 

せっかく振った天気の話題を
すぐに違う話題に変えてしまっては、
話題を振った意味がありません。

話し下手で会話の沈黙を嫌う人は、
何でもいいから話をしようとしてしまいがちです。

そのため、脈絡の無い質問攻めや
独りよがりな話になってしまうことがあります。

 

それでは、聞いてるほうも辛くなります。

話も盛り上がらず、
双方いたたまれない空気ができてしまいます。

そんな雑談は何としても避けたいところです。

 

雑談はひとつの話題に対して、
ある程度の言葉のやり取りを続けることで成り立ちます。

挨拶代わりの天気の話題であっても、
一度振った話題なら、
二往復くらいは
会話を続けるよう心がけるのがいいと思います。