夫婦の絆・・・
それは絶対に壊れないものだと信じていますか?
もし、そうならば非常に危険なのです。
なぜなら、「元々そんなものは存在しないから」
夫婦の絆なんて、勝手に持っている妄想であり、
そんなものはありません
と言い切ってしまうのは乱暴かもしれませんが、
たまに勘違いしている人がいるんです。
「夫婦には絆があるから、何をやっても
許してもらえる」
いやいや、相手も人間だし!
自分と同じように、感情があるんです。
怒るし、悲しむし、寂しがるし、
喜ぶし・・・
むしろ、他の誰よりも大事にしなければならない存在。
もし、こんな思い込みをしていたら
本当に大変です。
でも、思い込みって怖い面もあるし
面白い面もありますよね。
例えば・・・
「多くの男女が、島の道を、
手に手に何かの燃えさしを持って、いぶしながら歩いている」
1492年、アメリカ大陸を発見したときに、
サン・サルバドル島で目にした不思議な光景を、
コロンブスは「航海誌」にこう記しています。
燃えさし(何かの燃え残り)と思ったのはインディアンたちが
用いていたパイプで、いぶしていたのはタバコでした。
一説によると、ここでコロンブスは大失態をしてしまいます。
「一体、それは何だい?」
言葉は通じないからジェスチャーです。
インディアンが手にしているものを指して、そう尋ねました。
すると「トゥバコ」という答え。
以来、これはタバコと呼ばれることになったわけですが、
実はこのとき、インディアンはパイプのことを聞かれたのかと思い、
そう答えたのだというのです。
こんな単純な聞き間違いのミスが、
間違えた名前を世界中の人たちに広げてしまったのだ、という説です。
しかし、これはありそうでいて、
良く考えるとありえない話です。
コロンブスはタバコをヨーロッパに持ち帰っているのだから、
その後もインディアンたちと、
それについて、何度も話を交わしたに違いありません。
とすれば、いくら言葉が通じなくても、どんなにそそっかしい人でも、
トゥバコがパイプのことだと気付くはずです。
しかし、聞き間違いの名前が定着したというほうがタバコらしくていい。
ケムにまくような話ですから。
これと似ているのが、カンガルーの名の由来。
キャプテン・クックが奇妙な動物を見つけ、
原住民に「あれは何という動物だ?」と聞くと、
「カンガルー」という返事がきました。
実は、カンガルーは、
「ワシは知らんな」という意味だったそうです。
<雑学の本「カンガルーは探検家の勘違いからつけられた名前!」から引用>
この話のように、思い込みによって
世界中にまで広まったんですが、これは笑い話で終わります。
でも、一方では、思い込みが過ぎて
不幸になっている人も多いんです。
例えば、夫婦の場合・・・
パートナーに対して
1.「あの人は自分には合わない」
2.「これだけ価値観が合わないなんて
あのときの自分は勘違いしていたんだ」
3.「うまくいかないのは、全部あいつのせいだ」
と思っているのならば、
それはすべて「思い込み」です。
まぁ、そうとうな精神異常者だったら
話は別ですが。
相手がふつうに社会に出て生きているのなら、
それは「思い込み」です。
この思い込みを捨てない限り
幸せな夫婦にはなれません。
心理学や、コーチング、NLPなどを学んでいて、
自分の夫婦関係を最高のものにしたときに気付いたんです。
「あぁ~、自分次第だったんだ」と。
自分次第で、夫婦の関係は変えられる。
良くの悪くもコントロールできる。
そして僕は良い夫婦関係になりたくて
そっちを選んで行動した。
1年ぐらいかかりましたが、結婚してから、
今が最高の状態だと思っています。
まぁ、奥さんの反応は微妙です。
でも良いんです。
とりあえず、奥さんにとって
最高の旦那になりたいと思って行動していれば
必ずそこに到達できます。
もちろん、逆もしかり。
そして、それは相手に伝わり、いつの間にか、
あなたにとって最高のパートナーになっています。
幸せな家庭は、誰かに作ってもらうものじゃなくて
まずは、自分が作ろうとする。
そうすると、結果的に家族が協力してくれて
最高のものになります。