毎日、同じ家にいると話をしたり、
買い物をにいったりしたくなるんです。
そうなると、奥さんに「ちょっと集中させて!」とか
「仕事が進まん!」と、少し冷たい言葉を
言ってしまうこともあります。
まぁ、今は基本的に仲が良いので
問題はないのですが、
根本的にあまりラブラブではない場合、
旦那のちょとした態度で、「寂しい」、「冷たい」と
感じてしまい、不安になったり、将来のことを
考えてしまうのもしょうがないことです。
でも、実は、タンポポの綿毛と同じように
ほんの少しの努力でラブラブな夫婦に
なれるということをご存知でしたか?
この綿毛は、風速10メートルの風に乗って
10キロも飛ばされるとか。
わずか秒速0.5メートルでも風があれば、
いつまでも落ちずに空気中に漂うことができるので、
たいていの種はかなり遠くまで飛ばされるのです。
草の種は、小さいものが多いですが、
これも種が飛んでいきやすくするため。
ちなみに、アカザという雑草は、
1000粒の重さが、わずか0.4グラムだとか。
種の数が多いのも植物の特徴です。
一株当たり、タンポポには400、
アカザには3万、ヒメムカシヨモギには
82万もの種がついています。
どこに飛んでいくかわからない運命を、
数でカバーしようというわけでしょう。
そのほか、動物の体について運ばれるもの、
糞に交じって運ばれるもの、水に流されて運ばれるものなど、
移動の方法はさまざま。
でも、なぜそんなに遠くに
行かなければならないのでしょうか。
それは、これこそ植物が生きながらえるための
唯一の手段だからです。
植物が生きていくためには、早く生長して、
他の植物との”光の争奪戦”に勝たなければなりません。
しかし、1年目には一番早く生長できた一年草が、
翌年には冬越しでジワジワ育ってきた二年草に負けてしまいます。
その翌年には、二年草は多年草に負け、
やがて多年草にもじっくり育ってきた木に負けてしまいます。
つまり、草は冬枯れという宿命があるため、
いつまでも同じ土地に生きられません。
いろいろなところに仲間を運んでは、
種の保存のチャンスを狙っているのです。
<雑学の本「タンポポの綿毛は10キロも飛ばされていた!」から引用>
このタンポポの綿毛のように、
小さな力で少しずつ飛ぶことで
10キロ先まで飛ばされるってすごいですよね。
でも、これって夫婦関係とよく似てる。
これと同じように、少しの努力を
日々積み重ねるだけで、ラブラブな夫婦になれるんです。
じゃー、どうやってラブラブ夫婦を創造するのかというと・・・
非常に簡単です。
まずは、毎日、「感謝できること」、「嬉しかったこと」を
複数探すこと。
1つでも、3つでも、5つでも良いので
今日あった嬉しかったことを探すんです。
これを毎日行うと、今、生きている環境で、
すばらしい点を見つけることができます。
それができると、
「サードアイ」が開眼します。
そう、誰に対しても
何に対してもすばらしい点を
探すことができるということです。
これが習慣化できれば旦那さんに対しても、
誰に対しても良いところを探そうとします。
そうすると、「相手が望んでいることをやってあげたい」と
思うようになるんです。
相手のやってほしいことをやってあげたいと思うんで
相手の気分は良くなります。
もちろん、こっちもやってあげたいから
やっているのであって、気分は良いです。
お互いの気分が良い状態が続くと
その場所での居心地が良くなります。
そうすると、一緒にいたいとか
そばにいたいと感じるようになる。
まぁ、もちろんすぐには
そうなりません。
時間はかかります。
でも、今の状態を打破したいのであれば
表面的な解決法よりも先ほど伝えた方法で、
自分自身がまずは気分よく毎日過ごせるようなった方が
断然早いですし、根本的な解決になります。