無駄を省いた効率性のよい勉強こそ、
中学受験や高校受験、
大学センター試験を目指す上で
「最高の勉強方法」なのです。
無駄がたくさんあれば、
せっかく費やした勉強時間が水の泡ともなりかねません。
いくら暗記しようとしても覚えられない、
なかなか理解が進まない。
その結果、偏差値が上がらず、
模試の判定結果もA,Bランクに改善させるわけでなく、
ずっとC,D,Eのままに・・・。
全部は結果に繋がらない学習方法を採用しているためです。
勉強のやる気やモチベーションはあるが、
努力しただけの見返りがないという場合、
今一度、効率的な勉強方法になっているかどうか、
確認してみましょう。
それでは効率のいい学習とは、
どのようなものでしょうか?
それは以下のように表現することができます。
表現は違いますが、
すべて同じことを言っています。
基本をしっかりマスターしてから、
応用に進む
概要を理解してから、
詳細に入っていく
想像できると思いますが、
細かい暗記をしていく
右脳勉強法から入り、
左脳勉強法へと進んでいく
速読から始めて、
熟読へと移行していく
無駄の多い勉強になっている時というのは、
上記とは順序が逆になっています。
突如として難しいことから入ったり、
全体を無視して、
いきなり細かいことに注意を向けたり・・・。
そうではなく、まずは大きく、
おおざっぱにとらえる。
それから、
細かい部分にフォーカスしていく。
これこそが正しい勉強法の順序です。
また、人間の脳の気質に合致した、
最高峰の勉強の仕方というものです。
身近な例でいったら、
初めて誰かと出会うとき、
まずは全体のムードを見渡しますよね?
いきなり鼻の形を詳細に観察したり、
指先の爪の形に見入ることはないでしょう。
もちろん、なかにはいるかもしれませんが、
それは稀です。
たまたま、その部位に興味があるとか、
きちんとした理由がある場合に限られます。
ふつうは、まずは全体をとらえて、
それから時間を追って細かい部分にも意識していくというのが、
人間の脳の働きです。
これに則った勉強方法こそが、
理にかなった学習法であり、
無理やストレスが強いられない方法という訳です。