雑談でこちらがしたい話や大事な話をしているとき、「関係ない話していい?」と話の腰を折られることがあります。こう言われるとどう反応していいか、返事に困る人も多いのではないでしょうか?
もしあなたが本当に大事な話をしていたなら、切り返し方は簡単です。
・大事な話をしているときの切り返し方
会話例
相手 「関係ない話していい?」
あなた「今大事な話してるでしょ!」
こう言えば、相手は黙り、あなたは話し続けることができます。
返事に困ってしまうのは、あなたの話が重要でない話だったときです。雑談は得てして、重要でない話が多いのですが、「関係ない話していい?」と言われるのは、あなたの話がつまらないからです。つまらない話なら、相手に話の主導権をふったほうが、たのしい会話ができるかもしれません。しかしそのまま「どうぞどうぞ」と主導権を渡すと、終始、話のつまらなかった人になってしまいます。少しでも相手を楽しませるために、話の主導権を渡す方法を少し工夫するといいでしょう。
そこであなたの演技力を目一杯そそいで、思いっきりいじけてみて下さい。次のような切り返しが使えます。
・返事に困る一言を上手に切り返す話し方
会話例
相手 「関係ない話していい?」
あなた「いいよいいよ、別にたいした話じゃなかったしね・・・」← いじけた演技は絶対忘れない!
大事なのは演技力です。普通のテンションで切り返したら、普通の会話です。むしろ話の腰を折ってしまったことに、相手は胸を痛めるでしょう。そうならないためには、へりくだって冗談ぽくいじけるのがポイントです。すると相手の目には、あなたのいじけた姿がかわいく映るはずです。結局話の主導権は相手に渡るのですが、「どうぞどうぞ」というだけより、相手を楽しませることができます。
また、次のような切り返し方もいいでしょう。
・返事に困る一言を上手に切り返す話し方
会話例
相手 「関係ない話していい?」
あなた「絶対ダメ!」← 相手の目を見つめて真顔で訴える
相手 「え!?」
あなた「うそうそ、どうぞ」← 笑顔で冗談であることを伝える
まさか「ダメ!」と言われるとは相手は思ってないはずです。こうした相手の虚をつく切り返しは相手の心を揺さぶり、雑談を印象的なものにしてくれます。相手の予想を上手に裏切る発言はあなたの機転のよさのアピールにもなります。もちろん「ダメ!」と言った後は、断固拒否せず、すぐに主導権を渡して、冗談であることを伝えてください。
話が面白ければ「関係ない話していい?」とは言われないのだが、・・・ムズカシイ