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TOEIC Part 3・4 解き方と先読みをマスターするコツ&練習法

TOEICの難関パートである、
Part 3とPart 4の問題の解き方と、
先読みスキルを上げるための練習法をまとめてみました。

更新しょうしようと思って、
ずっと先延ばしになってました。

お待ちいただいていた方には申し訳ないです(*_ _)人

 

1. Part 3・4の基本的な解き方の流れ

まずは、Part 3・4の問題の解き方の流れを載せておきます。

 

枠内の「上級者」というのは、
リスニング 400点以上の方を想定しています。

「先読み」については、次の項目で説明します。

 

音声の流れと行動フロー

Direction読み上げ中(約30秒)


Questions 41-43の会話開始

会話読み上げ中

Questions 41-43の音声終了

Question 41の設問読み上げ

ポーズ(約8秒)

Question 42の設問読み上げ

ポーズ(約8秒)

Question 43の設問読み上げ

ポーズ(約8秒)

Questions 44-46の会話開始  Questions 41-43の設問を先読みする
(上級者は選択肢にも目を通す)

 

音声に集中する

(上級者は正解の選択肢に指を置く)

 

Questions 41-43を解いていく
(上級者は解き終わり次第、次の問題の先読みへ)

この後のポーズに入る前にマークを終わらせ、
次のQuestions 44-46の先読みに入る

この時点で次の問題の先読みに入っていないと
先読みのリズムが崩れてパニクってくる(笑)

2.「先読み」 3つの効果

「先読み」というのは、
問題音声が流れる前に、
あらかじめ設問に目を通しておく、
Part 3・4のテクニックの1つです。

※上級者(リスニング400点以上)は、
設問と選択肢にも目を通します。

特に上級者になってくると、
あらかじめ「先読み」をしておくことで、

 

❖ 先読みの3つの効果 ❖

(1) これから流れる会話・トークの内容が何となくつかめる
(2) 注意して聞くべきポイントが分かる
(3) 問題によっては、正解の確率が高い選択肢が分かる

ようになってくるので、正答率が上がります。

3.「先読み」の注意点

L400点未満はまず実力を上げる

良いことづくめの「先読み」ですが、
リスニングが400点未満だと、先読みができても、

 

「肝心の音声が聞き取れない…」
「”木”問題を待ち伏せしてたのに、いつの間にか置いていかれてた…」

ということのほうが多いと思います。

 

また、300点未満だと、
Part 3・4は「なんか、英語が流れてる…」状態なので、
先読みしても効果はかなり薄いかなと(^_^ゞ

Part 3・4が苦手な方の9割はリスニングの実力不足なので、
リスニング400点未満の方は、
まずリスニングの実力を上げることに注力しましょう!ヾ(゚Д゚ )

具体的には、信頼できる模試・公式問題集 のPart 3・4の音声と英文を、

 

1) 精読(英文を正確に理解する)
2) オーバーラッピング・シャドウイング(音をつかめるようにする)
3) 瞬間英作文 or 暗唱(意味をつかめるようにする)

 

でトレーニングしていきます。トレーニングする分量の目安。

●600点をめざす方:テスト2~3回分
●730点をめざす方:テスト4~6回分
●800点をめざす方:テスト6~8回分
●900点をめざす方:テスト10~15回文

の音声と英文をトレーニングすることを目安にして下さい。

L400点未満の先読みは「設問のみ」

また、リスニングが400点未満の方は、
「設問のみ」を先読みすることをお薦めします。

 

僕もTOEICの勉強開始当初は、
設問と選択肢の両方を先読みしていましたが、
リーディング力が低いと、設問と選択肢の両方を読んでも、
内容が頭に残らないですし、読む速度も遅いので、
全部読めずにパニクってしまうことも多いと思うんです…(ノд`)゚・*:.。.

 

それに気づいてから、
先読みは「設問のみ」にするようにしたところ、
Part 3・4が解きやすくなりました。

その後、Part 3・4の音声と英文で、
ひたすらトレーニングしたことでリスニングが400点を超え、
「Part 3・4の設問・選択肢の速読トレーニング」をしたことで、
先読みに余裕が出てきたので、
設問と選択肢を両方読む方法に戻しました。

設問・選択肢は日本語に訳しても全然問題ない

 

英語力がまだアチャ~な方は、
設問・選択肢を先読みするとき、
日本語に訳して理解してもOK牧場です。

英語を勉強していると、
「英語は英語で理解しないといけない」
「日本語に訳してはいけない」という、
一見正しそうな教えをよく聞きますよね。

この教え、実は時代遅れらしいです。

世界の言語教育研究では、
「外国語は母国語で学ぶ」のが主流だそうです。

そして、この「英語は日本語に訳して理解してもOK牧場メソッド」は、
僕自身の経験からも、問題ないことを確信しています。

 

というのも、
最初は日本語に訳して読む・聞くようにしていても、
何度も反復して、何度も別の文脈、
別のテキストで出会ってくると、
訳さずとも、瞬時に理解できるようになってくるんです。

 

だって、どんなに英語ができない人でも「Thank you.」は、
いちいち訳さなくても、読める・聞き取れるでしょ?

あれは、何度も繰り返し出会っているからなんです。

仕事し始めたときに、
仕事の手順や流れを覚えるために、
最初はチェックリストやメモ書きを見ながらやります。

毎日毎日同じ仕事をしていると、
徐々にその仕事の手順や流れを覚えてきて、
チェックリストを見なくてもできるようになってきますよね?

アレと似てます。

だから、最初は日本語に訳してOK。

ガンガン訳していきましょう。ガンガン行こうぜ。

ただ、何度も反復することをお忘れなきよう。

 

最初は日本語に訳してもいいですが、
何度も反復して、類似テキストをやり込んで、
最終的には、訳さずとも、
瞬時に理解できるリスニング・リーディングをめざしていきましょう。

4.「先読み」スキルを向上するトレーニング

この項目では、
「先読み」スキルを向上させるための勉強法、
トレーニング方法を伝授致します!ヾ(゚Д゚ ) って、
そんな特別なやり方でもないんですけどね(笑)。

僕は、模試のテスト2~3回分のPart 3・4を、
1セットにしてトレーニングしていました。

公式問題集なら2回分ですし、
「究極の模試」や「超リアル模試」なら3回分ですね。

 

(1) 設問・選択肢を精読する

まずは、Part 3・4の設問・選択肢を「精読」しましょう。

設問・選択肢で、
不明な文法事項・語彙・表現・文構造は、
辞書や文法書で徹底的に調べます。このとき、

●模試・公式問題集の問題文を印刷したものに書き込む
●解説編に直接書き込む

のどちらにするかは悩ましいところなので、
この後の項目を読み続けていただいて、
判断していただきたいと思います。

個人的には、トレーニングのしやすさから、
印刷したものに書き込むことをお薦め。

 

(2) 問題を分析する

設問・選択肢を精読した後は、問題を分析していきましょう。

分析する項目としては

 

●設問・選択肢の言い換え(パラフレーズ)
●正解の選択肢の根拠となる語彙・表現
●不正解選択肢が不正解になる理由、ヒッカケポイント

です。

例えば、公式問題集Vol.4のPart 3のサンプル問題(P.18~19)であれば…

Question 41の「Why most likely was the woman late for work?」の正解の根拠となるのは、
「You’re not the only one in late today —
this snowstorm is really causing major traffic problems.」になります。

本文中の「in late」「snowstorm」が、
選択肢ではそれぞれ「delayed」「bad weather」に言い換えられています。

また、不正解選択肢にある「documents」
「meeting」「copies」は、
本文中にも出てきますが、
動詞や目的語が違うというヒッカケになっています。

次に、
Question 42の「What does the man tell the woman about the meeting?」
の正解の根拠となるのは、
「the meeting…it’s been postponed by half an hour.」になります。

 

本文中の「has been postponed」が、
選択肢では「will start later than scheduled」に言い換えられています。

 

また、本文に「small conference room」とあり、
選択肢Aに「larger room」とありますが、
「still(別に変更はない)」と言っているので、
これは不正解になります。この「still」、重要ですね。

 

スクリプトで確認すると余裕ですが、
リスニング中に瞬時に理解するのは、
けっこう難しいのではないかと思います。

Part 3・4・7にはこういうヒッカケ問題は多いです。

ですので、Part 3・4・7を勉強するときに、
言い換え・正解の根拠・不正解選択肢などをコツコツ分析し続けていると、
不正解選択肢を見抜きやすくなり、
正解の選択肢を瞬時に選べるようになりますよ。

 

●なぜ「言い換え」られるのか?

ちなみに、なぜ「言い換え」られるのかはご存知ですか?

もし本文中の語彙「in late」
「snowstorm」がそのまま選択肢にあったら、
英語初心者でもその語彙だけ聞き取れて正解できてしまうからです。

ですので、
TOEICのPart 3・4では(Part 2・Part 7でも)、
”必ず”というわけではないですが、
本文(問題文)と選択肢で、
言い換えられていることが多いということはお見知りおき下さいまし。

そして、この「言い換え」のストックが多ければ多いほど、
瞬時に解ける問題の割合が増えるので、
最短でハイスコアをめざすなら、この「言い換え」の分析は必須です。

 

(3) 設問・選択肢を瞬間英作文

問題の分析が終わったら、
設問・選択肢を 瞬間英作文(和文英訳)でトレーニングしていきます。

瞬間英作文で「和→英」がスラスラ言えるようになってくると、
リーディングの際に、
瞬時に意味をつかめるようになってくる=「英→和」も速くなってきます。

この瞬間英作文のトレーニングをやるかやらないかで、
次の速読トレーニングの完成度が変わってきます。

 

(4) 設問・選択肢の速読トレーニング

設問・選択肢を数日かけて20周します。

ただ、5周目くらいまでは、ゆっくり読みます。

特に英語初心者の方は、
返り読みせずに、
一発で読み取れるくらいの超ゆっくりスピードで読むようにして下さい。

ここで、早く上達しようと焦って、
最初から速く読むようにしてると、
いつまで経っても返り読みは治りません。

ですので、最初の周はゆっくり読むことを心掛けて下さい。

そして、これを1日1周で、
20日間毎日やります。

5周超えてきたら、
少しずつ速度を速く読むにしていきます。

1日で20周するよりも、
1日1周で20日間毎日やるほうが、
習慣化するので、語彙・表現が長期記憶に定着しやすくなります。

 

この数週間毎日同じものをやる、
というトレーニングは、
TOEICに限らず、
あらゆる英語のトレーニングにおいて、
ものすごく効果の高いものなので、ぜひ試していただきたいです。

 

そして、この 1)~4)のトレーニングを、
新しい模試・問題集をやる度に続けていると、

●Part 3・4によく出る設問・選択肢のパターン
●Part 3・4によく出る言い換えのパターン

 

が身につき、先読みスピードが速くなり、
正解の選択肢を選べる確率が上がる=正答率が上がります。

5. Part 3・4の解き方を学べる本

続いて、Part 3・4の解き方を学べる本についてご紹介。

当ブログの常連さんには、
真新しくなくて申し訳ないくらい、定番の2冊です。

リスニング300点未満

特に「究極のゼミ Part 3・4」は、
Part 3・4によく出る設問タイプ毎に、
問題の解き方が学べる良書です。

類書の中ではもっとも、
よくまとまっている本だと思っています。

6. Part 3・4を解くスキルを上げるノウハウ

●「チョン塗り」でマークする時間を短縮化

Part 3・4を解くとき、僕はしっかりマークするのではなく、

1) 正解の選択肢を「チョン」と塗り
2) Part 4の音声がすべて終わってからきちんと塗りつぶす

ようにしてました。誰から教わったのか、
忘れてしまいました。

それくらい有名なマークテクです。

この「チョン塗り」をすると、
塗りつぶす時間を短縮できる=問題を解く時間・先読みに、
多くの時間を費やせるようになるので、
正答率が上がります。

TOEIC 900点を超えるまでずっと使えるテクニックです。

 

●1.3mmシャーペンを使ってマークする

シャーペンは、1.3~2.0mmのものを利用すると、

マークシートを速く塗りつぶせるようになる
→解答時間の短縮化
→問題を解く・先読みに費やす時間が増える

のでお薦めです。

別にシャーペンでなくとも、
「先のとんがり具合を減らした鉛筆を使う」という方も多いです。

●普段からマークシートを使って解く

他のいくつかの記事でもお伝えしていることですが、
普段していることが、本番でも再現されます。

もし、普段からマークシートを使わずに問題を解いてると、
本番で、かなりの高確率でマークミスをやらかします。

ですので、Part 3・4に限らず、
普段問題を解くときから、
マークシートを使って解くようにしましょう。

普段からマークシートを使って解くのも「準備力」のうちです。

 

●試験前は5~10題を一気に解く

Part 3・4の先読みのリズムは、
一朝一夕には身につきません。

これも日々のトレーニングの賜物(たまもの)です。

目安としては、

●リスニング400点未満 → 試験2日~1週間前から毎日

●リスニング400点以上 → 試験1~2週間前から毎日

●リスニング450点以上 → できればほぼ毎日

 

Part 3かPart 4を、
5~10題解くようにしましょう。

もちろんマークシートを使って。

7. スコアップで最も重要なのは英語力

TOEICでは、多解きに走ったり、
テクニックを磨くことに注力する方もおられますが、
基本的に、トータル700~800点台の方々と、
900点を超える方々の最も大きな違いは何かということ、単純に、英語力の差なんです。

●リスニングで瞬時に・正確に聞き取る力
●リーディングで瞬時に・正確に読む力

の差。

先読みも、
言い換えの分析も、とても大切なことなのですが、
これはリスニング・リーディングの実力があって、
始めて効果を発揮します。

「金棒」は鬼が持つからこそ、
強力な武器となるのです。

 

ですので、700~800点台で伸び悩んでおられる方は、
上述したように、信頼できる模試・公式問題集 の音声と英文で、
ひたすらトレーニングして、
リスニング・リーディングの実力を伸ばすようにしましょう!ヾ(゚Д゚ )

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