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糖尿病って、そもそも何!?

糖尿病とは、読んで字の如くなんですが、
簡単に言うと糖が尿に流れ出てしまう病気です。

でも、当然それだけが問題ではありません。

まずはごくごく基礎的なことですが、
糖分は私たちの体にとって必要不可欠な物ですよね。

食事をして、食物の中に含まれている糖質を摂り入れます。

そしてそれが、胃や腸で消化・分解・吸収されて、
ブドウ糖として血液中に放出されるんですね。

そしてブドウ糖がインスリンというホルモンの一種の助けを得て、
体内の各細胞に入っていきます。 

そうすると細胞が栄養を得て元気になって、
私たちの体の健康も維持されていきます。

わたしたちの体は、基本的にはこのように維持されていっています。

しかし、糖分や栄養を摂り過ぎると体にとって大変危険です。
血糖値という言葉もよく聞きますが、
これは血液内のブドウ糖の数値のことです。

食事をすると血糖値は上がります。

それは、食事の中に糖質が含まれているからで、
食べた直後は誰でも血糖値は上がるものなんです。

健康な人の血糖値は、
食事前の最も低いときで、
70mg/dl、食後の最も高いときでも、130mg/dlくらいになります。

大体この範囲の中で変動していますが、
血糖値の高い人は、食事前でも、
130mg/dl、食後なら、200mg/dlくらいになります。

重症の患者ですと、空腹時でも、
200mg/dl、食後になると、300mg/dlを超える人もいます。

あるいはもっと高いひともおられます。

血糖値が高くなると、
血液中の余分なブドウ糖が尿へと漏れ出てしまいます。

こういう状態が、糖尿病です!。

と、このような形になります。

ところで、糖尿病には大きく分けて2種類あるということをご存知でしたか?

それは、糖尿病1型と糖尿病2型と言うものです。

日本人のほとんどの方は、
2型糖尿病なんですが、
でも、この2型の中でもさらに原因を細かく分けることができるんですね。

原因を知らないと、糖尿と闘うことはできませんよ。

下記から、さらに糖尿病の種類についてお勉強してください。

糖尿病の種類

糖尿病は大きく分類すると、2種類に分けることができます。

1型糖尿病と2型糖尿病というものですね。

それぞれに原因が違いますし、2型の中でも、
さらに細かく原因を分けることもできます。

1型糖尿病

このタイプは、インスリンが全くない、あるいはほとんどなく、
インスリンの絶対量が足りないために糖尿病になってしまうものなんです。
(ちなみに、インスリンとインシュリンは発音の違いだけで同じものです)。

インスリンとは、
血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませるために、
絶対に必要なホルモンの一種です。

このインスリンが不足すると、
ブドウ糖が細胞に入っていけないので、
当然血液中にブドウ糖があり余り、
そして尿に漏れ出るために、糖尿病となってしまうわけです

インスリンというものは、
すい臓の中のランゲルハンス島という場所の、
B細胞(ベータ細胞)で作られています。

しかし、ウィルスなどの何らかの原因でこの、
インスリンを製造する、B細胞が破壊さます。

れインスリンを全く、
あるいは少量しか製造しなくなってしまっているのです。

ですので、このタイプの場合は、
インスリンを毎日注射し、
インスリンの量を増やすことが必要です。

ですが、このタイプの患者は、
糖尿病患者全体のわずか5%程度と言われています。

2型糖尿病

このタイプは、
現在の糖尿病患者の約95%を占めていると言われています。

それで、このサイトでは、
主にこの2型糖尿病を中心に話を進めていきます。

一口に2型糖尿病と言っても、
このタイプの中でも、色々と原因が分かれてきます。

1) インスリンの出が悪い

この場合は、1型糖尿病ほどではないのですが、
インスリンの出が悪いので、
インスリンの量が基本的に足りなくなっています。

ですから、
インスリン注射をして
足りないインスリンを補ってあげる場合が多いんですね。
 
 
でも、1型糖尿病のように、
膵臓のB細胞(ベータ細胞)がウィルスなどによって、
破壊されている訳ではないので、
機能が回復すれば、インスリン注射を止めることも可能と言われています。

2) インスリンが元気がない

この場合は、インスリン自体は製造され、分泌されているものの、
その肝心のインスリンの元気がなくその働きが悪かったりして、
本来の機能を果たしてくれないパターンです。

3) インスリン受容体が元気がない
 
 
これはあまり聞かれたことがないかも知れませんが、
この場合は、インスリン受容体と呼ばれる、
細胞膜上にある物が元気がないパターンなんです。

インスリン受容体って、
ほとんど聞かない名前ですよね。

でも、これがとっても大事なんです。

ブドウ糖が細胞内にきちんと取り込まれることで、
細胞が栄養をもらって、
わたしたちの体全体も元気になる訳ですね。

そして、そのブドウ糖が細胞に取り込まれるためには、
インスリンが必要なのです。

実はインスリンは細胞膜にある、
このインスリン受容体と結合することが必要なんです。

よく、インスリンとインスリン受容体は、
鍵と鍵穴に例えられます。

インスリンという鍵がインスリン受容体という鍵穴に差し込まれると、
細胞膜上にある扉が開いて、
細胞の中にブドウ糖が入っていけるという訳です。

インスリンとインスリン受容体が結合して(鍵が差し込まれて)、
そしてブドウ糖が細胞内に入っていけるようになるんです。

本来このインスリンとインスリン受容体は、
お互いに引き寄せ合うようになっているんです。

インスリン受容体が元気がないと、
インスリンを引き寄せず、受け付けなくなってしまうんです

鍵穴が壊れていて鍵が入らないようになったり、
鍵をはねつけてしまうんですね。

インスリンが結合しようとしても、
インスリン受容体がそれを拒否してしまうのです。

そうなると、ブドウ糖は細胞内に入っていけないので、
ブドウ糖が余り、糖尿病となってしまう訳です。

これは、インスリン抵抗性と呼ばれる場合もあります。

それで、2型糖尿病の中にも、
幾つかその原因が分かれています。

どれか一つだけのタイプの方もおられれば、
すべて関係している方もおられます。

たとえば、インスリンの分泌も悪いし、
インスリンも元気がない、
そんな場合だってあるんです。まとめてみると、2型糖尿病の主な原因は、

1)インスリンの出が悪い
 
2)インスリンが元気がない
 
3)インスリン受容体が元気がない

これまでは長年、
主に1)の、単にインスリンの不足が糖尿を引き起こすと考えられていました。

最近の研究では、
むしろ2)と3)のほうに、重きがおかれています。

さらに、2型糖尿病は、
遺伝との関わりが強いとも言われていますし、
遺伝的な要因を持つ人が、肥満や運動不足、
過剰なストレスなどによって、発症してしまうことも大変多くありようです。

もちろん、毎日の食生活や生活習慣によって、
悪影響を受ける場合もあります。

では次に、もう少し体内の仕組みを見て、
なぜ糖尿病を発症してしまうのか、下記から図入りの解説で考えてみましょう。

糖尿病発症の仕組み

ここでは、わたしたちが物を食べた後、体の中ではどうなっているのか、
そして糖尿病になってしまうその仕組みを考えてみたいと思います。まずは、下の図を見ていただけますか。

 

 

まず、パンやご飯、果物などを食べると、
胃で消化・分解され、その後も分解を重ねて、
腸でブドウ糖へと変換されます。

ブドウ糖は、腸から血液中に流れて行きます。

そして、それと同時に、
すい臓もインスリンを製造し、
血液中にインスリンを放出するんです。

そして、細胞膜にある「インスリン受容体」と「インスリン」が結合し、
細胞の中にブドウ糖が入って行き、細胞が栄養を摂れる、ということになります。

ブドウ糖は、細胞の中に入っていきますから、
血液中のブドウ糖量は減り、
血糖値も下がり、正常な血糖値が維持されます。

健康な人であれば、
このような仕組みで、
食べた物がしっかりと体に栄養になって、
健康を維持できるんです。

しかし、問題は糖尿の場合です。

糖尿病の場合、こんなふうに、
ブドウ糖が細胞に入って行くことができないんです。

その原因は、糖尿病の種類のページでもご紹介したように、
次の3つの理由が考えられます。

1) インスリンの出が悪い
 
 
2) インスリンが元気がない
 
 
3) インスリン受容体の元気がない

 

1)のインスリンの出が悪い場合は、
すい臓の機能に問題があります。

通常は、わたしたちが物を食べると、
血糖値が上がるので、血糖値を下げるために、
すい臓がインスリンを製造し、血液中にインスリンを分泌します。

体は元々そのような仕組みになっているんですね。

しかし、すい臓の機能が弱っていると、
すい臓はインスリンを分泌する量が少なくなっていきます。
 

すい臓に疾患があったり、疲弊していたりすると、
生産性が悪く、食べた量に対して十分の量のインスリンがないために、
細胞に入って行けるブドウ糖が限られてしまいます。

血糖値が上がったまま下がらない、という状態になってしまうのです。

一方、2)と3)の場合は、
インスリンそのものは必要な量出ているのに、
インスリン自体が元気がなかったり、
インスリンを受け止める細胞側のインスリン受容体が元気がない場合です。

この場合について、ちょっと下の図を見ていただけますか。

普通、インスリンとインスリン受容体が結合すると、
細胞内にある、ブドウ糖輸送担体と呼ばれる物が、
細胞膜上に移動して、
ブドウ糖を細胞内に取り込むように働きかけるんです。

インスリンとインスリン受容体が結合すると、
そういう働きが起こるのです。

しかし、結合しないと……

このブドウ糖輸送担体は、
眠ったままで、ブドウ糖をいわば取り込みに行かないんです。

だから、ブドウ糖はどんどん血液中に余ってしまい、
結果として血糖値が高くなります。

その状態がしばらく続くと、糖尿病になってしまうのです。

インスリンとインスリン受容体の両方が元気になっていないと、
駄目という訳ですね。

どちらか片方が元気でも、
片方が結合を拒否してしまえば、
ブドウ糖は細胞に入って行けないんです。

2型糖尿病の場合、
インスリンの出が悪い方もおられます。

多くの場合、
インスリンはある程度出ている方がほとんどです。

むしろ、このインスリンが元気がないか、
インスリン受容体が元気がないかのどちらか、
あるいは両方が関係しているのでは、と考えられます。

さて、ここまでで、
糖尿病を発症してしまう理由を簡単に考えてきました。

このような大変やっかいな糖尿病の治療には、
現在どのようなものがあるのでしょうか。次にそれを見てみましょう。

基本的な治療法

糖尿病と闘っていくために、
今現在糖尿の治療方法にはどのようなものが、
あるのかを知っておく必要がありますね。

代表的なものをここでご紹介いたします。

糖尿病の治療は、基本的に次の3つで成り立っています。

1) 食事療法
2) 運動療法
3) 薬物療

これはごく基本的なことですが、
とても大切なことなんです。まずは、食事療法から考えてみましょう。

糖尿病になりつつある方や、
糖尿病の方に肥満の方が多いのは事実です。

暴飲暴食が、糖尿病の進行に拍車をかけています。

体が処理できないくらいの、
糖分や栄養の過剰摂取は、何と言っても控えなければいけません。

一般的には、
カロリー制限をするようにお医者さんからは指導されます。

ひどい場合は、
入院して徹底的に体重を落とすように指示される場合もあります。

1日の摂取カロリーを1,600Kal以内にするように、
というのが通常の指導です。日本糖尿病協会が出している、
食品交換表を利用するように勧められます。

さらに、単に摂取カロリーを減らすだけではなく、
栄養バランスを十分に考える必要があります。

体に必要な栄養素がバランスよく体内にあってこそ、
糖尿は改善していきますので、バランスも大変重要ですね。

しかし、なかなかこれまでの長年の食生活の習慣を断ち切ることができず、
途中で挫折してしまうことも少なくありません。

又、仕事での付き合いやお酒を止められないとか、
カロリー計算をして食事をつくるのが面倒だとか、
家族の協力も必要となってきますので、
食事療法は決して簡単なものではありません。

ですから、糖尿を絶対に治してやる!
闘ってやる!という強い決意が本当に必要となってきますね。

糖尿病は運動不足によっても引き起こされます。

適度な運動は、
予防や改善に必要です。

なぜ運動療法が効果的かと言うと、
まずダイエット効果があるという点がありますね。

そして、次に、運動はインスリンの効きを良くする、という報告もあります。

運動によってインスリンが活性化して、
本来の働きをしやすくなります。

特にインスリンが元気がないというパターンの方は、
取り組んでみる価値がありますよ。

しかし、急激な運動は逆に身体にとって悪影響を及ぼします。

特に、肥満ぎみの方は、激しい運動によって足腰、
ひざなどを傷めてしまうことが多いようですので、
それほど負担のかからない運動が必要ですね。

一般に奨められているのは、
1回30分~1時間程度のウォーキングです。

それを週に3回ほど行ない、
慣れてくれば、時間や回数を増やしたり、
さらにはジョギングへ、と少しずつ負荷をかけていきます。

自分の体調に合った方法と時間で、
まずはとにかく体を動かし始めるのが良いようですね。

とはいえ、低血糖などの症状がでる恐れがある場合は、
運動療法は慎重に行なう必要があります。

運動の途中で、低血糖症状が起きる場合が多いからです。
そういう方の場合は、お医者さんの指導の下で、取り組むことが大切です。

病院からの薬によって、
血糖値を下げる必要がある方もおられます。

薬は副作用があるので、あまり利用したくない、
そんな方もおられるかもしれません。

かなりの高血糖の場合、
薬によって早い目に血糖値を下げるのが有効な場合もあります。

病院からの薬には、
それこそたくさんの種類(製品)がありますが、
基本的には次の3つのものに分けることができます。

1) α-グルコシダーゼ阻害薬
2) スルフォニル尿素薬
3) インスリン抵抗性改善薬

では、一つずつ見ていきましょう。

1) α-グルコシダーゼ阻害薬

まずは、このα-グルコシダーゼ阻害薬と呼ばれるものですが、
この種類の代表的な製品名は、
グルコバイやベイスンと言った製品があります。

どんな作用がある薬かと言いますと、
食後の血糖値の上昇を抑える、という働きがあります。

食前に飲んでおくと、
食べた物の分解や吸収の速度を遅らせる働きがあるため、
食後の血糖値の上昇を防ぐという訳です。

体には、食べた物を分解する働きがありますが、
腸の中にはこの分解を助ける酵素が存在しています。

この酵素の名前が、α-グルコシダーゼと言うんです。

その分解酵素の働きを阻害するので、
α-グルコシダーゼ阻害薬と呼ばれているんですね。

比較的副作用がないようですが、
しかし、食べた物の吸収速度を抑えるだけで、
結局は食べた物は全部吸収されていきますので、
食後の血糖値の急激な上昇を抑える、その働きだけと考えることができます。

2) スルフォニル尿素薬

スルフォニル尿素薬ですが、
この種類の代表的な製品名は、
ダイアグリコやオイグルコン、アマリールといった物です。

この薬の作用としては、
すい臓を刺激してインスリンの分泌を高めようという意図があります。

インスリンをもっと一杯出して、
それによって血糖値を下げようという考え方です。

しかしこの薬は、
すい臓がインスリンの製造する能力がまだ残っている場合にしか、
効果が得られないとされています。

いくら刺激しても、
すい臓がもうインスリンを製造できないのであれば、
効き目はありません。

又、低血糖の副作用がありますし、
必要以上にお腹が空くという副作用もあるんです。

ですから、食事療法をきっちり守れない場合も多く、
過食の傾向に拍車をかけてしまう場合もあります。

3) インスリン抵抗性改善薬

この場合は、インスリンは出ているにも関わらず、
インスリンの効きが悪い、インスリン抵抗性と呼ばれますが、
その場合に使用される事がほとんどです。

製品名としては、現在、アクトスという名前の物があります。

しかし、この薬は副作用が、
きつくあまり使用されることはありません。

肝臓に悪い影響を与える場合がある事が報告されています。

このように、たくさんの製品は出されていますが、
大体上記の3つに分類することができます。

しかし、どれも糖尿病の根本治療ではなく、
血糖値の上昇を抑えることが主な目的ですし、
薬の使用をやめると、また体調がおかしくなることが多いんですね。

現在の薬での治療の限界を感じます。

さて、このように、
糖尿病治療の3つの基本的なものを考えてきました。

食事療法、運動療法、薬物療法、
どれも大切なものですが、しかし中にはこんな方もおられます。

食事制限も頑張っている。

運動だって、得意ではないのに一生懸命にしている。

お薬だって、言われた通り服用している。
なのに、なのに
「なのに、全然良くならない~!」
そうです。そうなんです。

一生懸命に、毎日毎日努力していても、
一向に改善する気配がない場合があるんです。本当に落ち込みますよね。

一体どうしたら、良いのでしょうか……

どうして、今の治療法では改善しない場合が多いのでしょうか。

それは、今の治療法の多くが、
糖尿の本当の原因にアタックしていないからなんです。
 

つまり、あくまでも現われた症状を抑える治療方法であって、
糖尿病の根本原因を直接取り除く治療ではないからです。

では、糖尿病の本当の原因って何でしょうか?

今の治療方法はなぜ限界があるのでしょうか?

糖尿病の根本原因に、
アタックする最新の糖尿病治療とはどのようなものでしょうか?

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