単刀直入に言うと、
「最高の1ヶ月」にさせたいなら、
日々を「最高の1日」に変えるのみです。
気が抜ける様な答えなのですが、
本当にこの他にありません。
少し考えれば当然であると。
これは言い方を換えれば、
基本は 【 「受験の天王山」は
「今日一日」のこと 】 という事実とのことです。
勉強計画は当然立てることが重要ですが、
それから「悔やんでいる過去」や
「モヤモヤしている未来」の状況に思いを巡らせても
おそらく意味はないはず。
その辺に思い悩む暇が出たら、
「今日一日」という単位に意識を思いっきりフォーカスして、
それを充実させることに全力を尽くしてください。
「今日一日」だけにフォーカスして、
それでも納得行く一日をすごせなかったら、
ショックで自己嫌悪になる?
いや、それでいいのです。
一日がうまく行かなかったなら、
ショックで自己嫌悪になってください。
ただし、今日一日だけ、
上で書いたとおり、
「後悔している過去」は意識から外すわけで、
今日の後悔を明日には引きずらないのがポイントです。
反省や改善点は洗い出しても、
気持ちはまたリセットして
明日は「明日一日」にフォーカスして取り組めばいいだけです。
ほら、反省の「省」という字も
「少な目」と書くですよね。
明日は明日の風が吹く! ・・・が、
第一に今からが、今日の本題。
「最高の1ヶ月」にするために
「今日一日」まで単位を短くして
そこに意識を着目しようとしても、
これでもまだ「長い」と感じる人が少なくないのです。
つまり、「今日一日を最高に充実させるぞ!」などと
朝に思ってたとしても、
その意識が一日も持たないと。
休日(夏休み)ですから
「朝から晩まで勉強する」人も多いわけですが、
朝に「今日一日を大切にすごすぞ!」と思っても、
その意識が数時間につきジワジワと薄れることがよくあるわけです。
で、夜にふと思い返せば
「今日は朝はテンション高かったのに、
途中から気分がダレたなぁ」 みたいな結果になりやすい。
こういう日々が
パターン化されてしまうとやばいです。
当たり前ですが、
この繰り返しで
「最高の1ヶ月」になることなんてありえませんからね。
では、数時間程度しか
意識が持たないような人は、
「今日一日」を高い密度ですごすことは無理かというと、
実はまだ方法があります。
どうするかというと、
【 「今日一日」をさらに
「数時間ごと」に区切ってしまう 】 のです。
実に簡単な話で、
「今日一日を充実させるぞ!」ということが
数時間しか持たないほど意志が弱いのであれば、
その一日をさらに分割して
「この○時間だけ充実させるぞ!」と、
【 数時間単位に区切って意識に目を向ける 】 ようにすればいいわけです。
結局「1日」というのは、
その「数時間」の積み重ねですから。
したがってその
「数時間」に限定して意識をフォーカスしてすごし、
それが終わったら、
また次の「数時間」にしっかり意識をフォーカスして
高い密度ですごす。
これを何回か繰り返せば、
密度の濃い充実した「1日」が仕上がります。
そういう「1日」を繰り返せば、
自動的に密度の濃い充実した「1ヶ月」になるのです。
以上が、とくに意志が弱い人向けの、
「最高の1ヶ月」をすごす見方となる。