"裏技"と称したこの章ですが、
実はこの方法が脚痩せに効いた!
といった、隠れた・・・もしくは有名で、
知っていてもなかなか自分では
実行に移せない、
といった足を細くする方法をご紹介したいと思います。
まずは骨盤矯正ダイエットについて。
骨盤と脚痩せの関係をご存知ですか?
骨盤矯正や骨盤ダイエットという言葉は、
目にしたことがあると思います。
ストレッチの項でも触れましたが、
骨盤と脚痩せは実は深く関係するのです。
歪んだ骨盤の影響
骨盤は腹部を支えて内臓や生殖器など、
大切な器官を守る重要な役割を担っているので、
その骨盤が歪んでしまえば下半身や
体の各所に歪みが生じてバランスが崩れ、
悪い影響が出てしまうのです。
骨盤が歪めば、
その骨盤から股関節・大腿骨を経て繋がる脚にも
以下のような悪影響が生じます。
脚の長さが左右で異なったり
O脚になったり
悪い筋肉を付けてしまったり
血流を妨ぎ筋肉の働きの低下を招いたり
...脚痩せの敵であるむくみの原因にもなってしまいます。
しかし、骨盤の歪みは
適切なエクササイズを行うことで矯正することが可能なのです。
エクササイズを行うことにより、
骨盤の柔軟さを取り戻して歪みをリセットします。
元の正常な状態に戻せば
悪影響を与えていた体の各部分も調整され、本来の正常さが戻ります。
それはもちろん下半身や脚にも言えることで、
結果、脚痩せを促すのです。
骨盤矯正ストレッチ
まずはむくみに効く、骨盤矯正ストレッチを紹介しますね。
このストレッチは骨盤の歪みを矯正して血流を促し、
代謝を高めることで脚に溜まった老廃物を除去することが狙いです。
骨盤でバランスを取りつつ、
ふくらはぎの筋肉を引き締めるようにして
縦のラインで血流の働きを刺激するイメージで、
この運動を行いましょう。
脚を前後に大きく開いて、
後ろ脚の膝を曲げないよう腰を落とす
背を曲げながら屈み、
両手を前脚あたりの両脇の床に着ける。
両手を床に着けたまま、前に出した脚のかかとを上げていく
その姿勢を保ったままで体をぐっと前傾させる
後ろ脚の裏は床に着けた状態にしてふくらはぎをしっかりと伸ばす。
3で行った前傾姿勢を解き、かかとをすとんと床に落とす
これを左右を入れ替えて、約一分の間行います。
ポイントは後ろ脚のかかとは床に着けたままの状態を保つこと。
前傾姿勢を取った時にふくらはぎが伸ばされ、筋肉が伸びます。
ただし脚を開くのも足の裏を着けるのも、
体に無理のない範囲で行って下さい。
もう一つ、脚のラインをまっすぐにして、
ほっそり美脚に効果アリな骨盤矯正ストレッチを紹介しますね。
仰向けに寝転がる。この時両方の脚の裏を向き合わせておく
床から少し脚を持ち上げて、両脚の裏で拍手するように打ち合わせる
膝を曲げないように気を付けながら、20回拍手を行う
また、一定のリズムでテンポよく拍手するように注意する。
膝を曲げれば簡単にできる運動ですが、
それでは意味がありません。
股関節の一番深い部分の筋肉である腸腰筋をしっかり使って、
太ももの外に付いた肉を落とすことがポイントになります。