さて本題の「勉強のやる気を出す方法」ですが、
つまり以下のことになります。
やる気が出ないときでも、
先ずは開始する得意科目から
始める復習を大切にする
勉強場所を変えてみる
勉強グッズにもこだわってみる
勉強のやる気を出す方法として、
もっとも有効なのが、
「おもむろに」勉強に乗り出してしまうという方法です。
これには脳科学的な理由がございます。
人間の脳の奥深くにある大脳辺縁系には、
側坐核(そくざかく)という、
リンゴの種レベルの大きさの場所がございます。
ここは「やる気の発生装置」といわれており、
このスイッチを入れるため、
勉強のモチベーションをわかせていくことが可能です。
それでは、どうしたら、
そのスイッチを入れられるのか?・・・
まさか脳を開くわけにもできないで、
別の方法でなければ困難です。
その方法こそ、
冒頭で述べた「実際に行動を開始してみる」ということになります。
「え?勉強の行動を起こせなくて悩んでいるのに、
行動するの?」に思われるだろう。
しかし、別に1時間とか2時間も勉強しなければ、
やる気が出ないわけではありません。
最初だけ頑張って行動を起こせばよいのです。
そうすれば、
初めはまったくやる気がない状態であっても、
数分~数十分後には、
やる気の発生装置である側坐核のスイッチが入り、
面白いように勉強がはかどってきます。
気分が高揚してきて乗ってくるわけです。
これを心理学では作業興奮と呼んでいます。
初めは乗り気でなかったとしても、
とりあえず作業を続けているうちに
活力がみなぎってきて、
気づいたら熱中していたという経験は
どんな方でも十分あるのです。
側坐核というスイッチの存在を知らない人は、
そもそも行動を起こそうとしないので、
何年やっても悩み続けることを意味します。
その結果、やる気がでる名言とか格言、
言葉、画像、動画、壁紙、
イラスト、映画などをネット上で探し求めるわけです。
しかし、側坐核の存在を知ってからは、
そのようなことはなくなるでしょう。
やる気のスイッチは
自分の脳の中に備わっているのですから、
インターネットでやる気の出る音楽や曲、
BGM、歌、本、2chなどの掲示板(スレ)、
アニメ、アプリ、ソフト、コピペを探す必要は、
もうないわけです。
側坐核は「やる気を起こすエンジンの本体」です。
ただし、脳に存在するだけでは
意味がありません。
それではもったいないです。
車ではエンジンを始動するポイントは、
スイッチやキーですが、
勉強のやる気を出す糸口は、
ほんの少しの行動です。
やる気のスイッチを入れるために、
まずは行動を開始しましょう。