英語の聞き取りはまず慣れることが大切。
リスニングを効果的に行うために、
知っておきたいことをまとめています。
リスニング、最初から期待しない
英語を聞き取ることは、
知識やノウハウより、ともかく耳に慣らすことが大切です。
特に、英会話の初心者の方の場合、
完璧にヒアリングしようとしても、
内容がつかめないことがあると思います。
これは、誰でも経験することなので安心して下さい。
いきなりCDテープを買って、
頑張って全文をリスニングしようとするよりも下準備が大切です。
予習をし、英文の意味を確認し、音読します。
そして、何度も聴いて、
英語特有のリズムをつかんでいきます。
何度もトライすることが大切です。
リスニングはテキストとセットで
英会話のビギナーの方向けの学習法としておすすめの方法がこちら。
CDタイプの英語教材を使い、
リーディングの学習をして内容を理解した後、
繰り返しCDテープをリスニングすることです。
CDを流すとき、実力でリスニングしようとせず、
CDにあわせて、
テキストを目視しながら英語を聴き取っていくことをおすすめします。
テキストを見ながら、
CDの音声についていく感じです。
このとき、
ただ英語の音にあわせて文字を追うだけでOKです。
これは慣れるためのリスニングなので、
繰り返していくうち、
英語独自のリズムが体感覚で理解できるようになっていきます。
また、英会話初心者の場合、
英語の発音をカタカナで覚えようとする傾向があります。
それよりも、CDで正しい発音を覚えることをおすすめします。
CDで正しい発音を確認し、
自分で繰り返し練習していきます。
ポイント
リスニングはテキストの英文を見ながら聴く。
一息したいときはBGM代わりにリスニングは、
とにかく慣れることが大切です。
ずっと集中して勉強できるものではないので、
少し勉強を休みたいときは、英語のCDをBGMがわりに流します。
真剣に聴く必要はありません。
意味が分からなくてもかまいません。
ただ聞き流すだけでよいのです。
耳学問ではありませんが、
実はこれだけで結構効果はあります。
また、通勤・通学中の電車の中で、
絶好のリスニングタイムです。
つり革で立っていてもできます。
CDプレイヤー(i-podもOK)を持ち、
イヤホンをつけて聴いているだけで十分です。
席に座って寝てしまっても、
英語を耳から流していれば、
睡眠学習にもなります。
空いた時間でよいので、
英語を聴く習慣を持ちます。
この小さな積み重ねが、
ある日大きな変化をもたらします。
この仕組みを上手く説明することは難しいのですが、
何度も英文を耳に慣らすことで、
自然に脳が英語の回路を作っていくようなイメージです。
このようなプロセスは、
英語脳を育成するパターンと似ている気がします。
同じ刺激を与え続けると、
それに対する反応が生まれ、
結果的に、耳が英語の音声に慣れてきます。
学習の初期は、ヒアリングが難しく、
ストレスを感じるかもしれません。
ただ、それは誰でも起こり得ることなので、
気にせず、英語を聴くのが当たり前になるくらい、続けてみて下さい。
あくまで、無理のない範囲で構いません。
1日15分でも、30分でも、
あなたが続けやすい目標を決めてみてください。
このちょっとした習慣が、
いつか大きな収穫になるかもしれません。