オンライン英会話は、
英語で会話する環境を作るのが難しい日本人にとっては、
革命的なツールだと思っています。
しかし、TOEICの点数向上に直結するかというと、
正直微妙だなと感じています。
例えば、
オンライン英会話で話す内容です。
昨日の出来事、趣味、ニュース記事とかじゃないですか?
そのレッスンで学ぶ語彙や表現が、
ビジネスが中心のTOEICにどれだけ出てくるのか?
と考えてみることが大切だと思います。
確かに、会話に使われる基本的な語彙や表現は、
TOIECにもよく出てくるので、
特にTOEICのPart 2やPart 3には役に立つと思います。
しかし、です。
僕は800点前後のときに、
一時期、オンライン英会話を週に3~4回やっていました。
TOEICの勉強時間が減ってしまっただけでなく、
そのオンライン英会話の予習・復習をする時間も、
確保できてませんでした。
TOEICの勉強もオンライン英会話も、
どちらも中途半端になっていたんです。
当時は、会話力をつけることよりも、
TOEIC900点を取ることのほうが、
僕にとって優先順位が高かったので、
「900点超えるまでは、オンライン英会話は我慢したほうがいいな」と思って、
いったん止めました。
もちろん、週に1回とか、
息抜き程度の短い時間でやるなら問題ないと思います。
ですが、「少しでも早く900点を取りたい!」のであれば、
TOEICの参考書や教材を中心に勉強した方がいいです。
同じような理由で、
NHKラジオ講座、ニュース記事、
ビジネス誌などのTOEICに直結しないものも、
息抜きや短い時間でやるにはいいですが、
”メイン”のトレーニングにすることはおすすめできないです。
※TOEICの問題を解かずに、
こういった勉強を中心にすると、
伸び悩む原因になりやすいです。