薄毛が気になり出すと、
「え?!?おれ、まだ30代なのに!!」なんて、
薄毛の一つの基準として年齢があがります。
「まだ30なんだから大丈夫でしょ?」と励まされることもあります。
おそらくこれは、「歳をとると薄くなる」ということが、
にわかに常識となっているということですね。
では、老化が薄毛の原因ということは本当なのでしょうか?
先に答えを申し上げると、「本当」だということです。
しかし、実際には老化がもたらす2つの現象が、
薄毛の原因になるということです。
老化がもたらす2つの薄毛の原因
原因その1:新陳代謝の低下
まずは新陳代謝の低下です。
新陳代謝は、
体のすべての器官で行われているといって間違いないでしょう。
古い臓器を新しく、
血液だって、骨だってそうです。
しかし、歳を重ねていくと、
ある一定をこえて新陳代謝が低下していきます。
自然の摂理ですね。
20代の皮膚と60代の皮膚は明らかに違います。
新陳代謝が活発に行われていれば、
シワが出来る前に皮膚が入れ替わります。
この皮膚の比較だけでも新陳代謝の低下は分かりますよね。
髪自体は「死んだ細胞」なわけですが、
それを作り出すところではやはり新陳代謝が行われています。
それも歳と共に生産性が落ちるということです。
原因その2:血管の衰弱による栄養不足
新陳代謝を行うにも、
その栄養と酸素が必要です。
それを送り込むのが血管です。
高齢になると血管が細くなり、
いままで髪を生産するのに、
必要だった栄養を送り込むことができなくなります。
実際は、栄養不足で餓死したとしても、
髪が抜け落ちているかといえばそうではないのですが、
長期的な栄養不足なら起こりうるということです。
今のあなたにも毛髪の老化現象が起こっているのかも?
こうして2つの原因をみると、
あなたに起こっていてもおかしくはありません。
新陳代謝の低下は日頃の運動不足が原因で起こりますし、
偏った食生活や、ストレスによって血液がスムーズに流れず、
栄養不足、酸欠を起こすことも考えられます。
薄毛の原因を見直し、薄毛対策をしっかり行いましょう!