対象のものに関心をもったり、
気持ちをほぐして
α波がもたらされるという勉強の集中方法は、
いろいろなところで言われているので、
とくに真新しいことではないのかもしれません。
どうしても興味をもてないしリラックスもできない、
勉強にたいして大きな壁を感じている、
というケースは多いものです。
その場合は、無理して
面白くしようとかリラックスしようと思わずに、
勉強がつまらない状態、
緊張している状態のままでいいので、
とりあえず「集中できる方法」をやっていくことが重要なのです。
正しい勉強方法を実行していけば、
徐々に学習の面白みが判ってくるものです。
そのときには、
何よりもテクニックを必要としなくなるのです。
そのための「補助輪」と考えれば
いいかと思います。
脳科学の見地から導き出される、
効果的な集中力アップ法は以下になります。
適度な緊張感がある勉強専用の場所をつくる
どんどん多くの
感覚を連動させる違う教科を交互に勉強する
人間の集中力に出くわす脳の部位は、
大脳辺縁系にある海馬や扁桃体、
そして前頭前野のワーキングメモリです。
前者は動物的な古い脳(潜在意識を担当)であり、
後者は進化の過程で新しく発達した脳(顕在意識を担当)です。
この2つの領域を繋げるために、
誰でも簡単に勉強に熱中できることになります。