TOEICとは
TOEIC(トーイック)は、
英語のコミュニケーション能力を測るテスト。
ETS(Educational Testing Service)という会社が、
あなたの英語能力を測るために運営しているテストです。
一様に英語力といっても様々です。
「聞く」・「話す」・「読む」・「書く」。
一般的には全てを総合して英語力と考えると思います。
あなたも聞き覚えがある「英検」は、
読む・書くの比重の高い英語テスト。
それに対して、
TOEICはコミュニケーションの多くの部分を占める「聞く」・「読む」に比重を置いています。
企業はTOEIC信者
あなたの一日の生活を想像してみて欲しいのですが、
「聞く」・「話す」・「読む」があなたの生活の中で、
大部分を占めていると思います。
その中でも「聞く」事と「読む」ことは、
とりわけ仕事の状況で、
一番多い割合で必要とされるコミュニケーション能力。
ですので、TOEICは企業が、
英語の「実用的な」力を測るために基準として用いています。
なぜ企業がTOEICの点数を高く評価するかというと、
TOEICの点数が仕事の大半を占める「聞く」・「読む」
という分野での英語コミュニケーションで、
あなたがどれくらい英語を使うことができるかという「ものさし」になるからです。
点数が低ければ仕事に使える英語能力が低い。
点数が高ければ仕事に使える英語能力が高いと判断します。
企業が英語を「あがめる」理由
今まで英語が全く必要なかった企業も、
インターネットのおかけで英語の必要性が驚くほど高まっています。
小さな町工場のホームページに、
アメリカの企業から商品の問い合わせや買い付け、という話もあるくらいです。
不況が続く日本の企業は、
手探り状態で何とかして売上げを上げたいと考えています。
必ずしも英語が出来る人を雇いたいと考えているわけではありませんが、
同じくらいの能力の人が同じように就職の最終選考に残ったとしたら、
机に並べられた2枚の履歴書のどちらに決めるかと言えば、
間違いなくTOEICの点数が高い人を選びます。
英語が会社の売上げを直接つくってくれるわけではありませんが、
少なくとも「可能性」は持てるということです。
ですので、多くの人が、
なんとかTOEICのスコアを上げようと必死になっているのです。
外人と目が合うと瞬時に目をそらすほど、
英語が苦手でも高得点を採ることも可能です。
「学生の頃から英語は苦手で良い点数なんて取れたことないし・・・」
「外人に話しかけられると何とかして逃げる方法を考える・・・」
英語のリスニングやリーディングのテストなんて、
とても受けられない。
そう考えるかもしれませんが、
安心してください。
英語のコミュニケーション能力を測るテストとはいっても、
所詮はテストです。
TOEIC900点以上で満足に英語で話が出来ない人はゴロゴロいます。
800点900点取っているのに、
外人に英語で話しかけられてお地蔵さんのように固まる人がたくさんいます。
つまり、点数を取るためのテクニックやノウハウ、
テストを攻略する方法があるということです。
「英語がペラペラになるための勉強」と「TOEICで点数を取るためだけの勉強」の違い
TOEICというテストで、
良い点数を取るための「勉強方法」を学べば良いのです。
TOEICは勉強方法を学べば圧倒的に点数が取りやすくなるテストです。
「コミュニケーション能力を測るための英語テストなら、
そんな裏技みたいな勉強方法を学ばずに、正々堂々とテストを受けたい」
そう思う人は頑張って、
「英語」の勉強をしてTOEICを受けてください。
あなたが働きたいと、
思っている企業では働かせてはもらえないかもしれません。
あなたより仕事も出来ないしスキルも低い、
TOEICの点数の高い人に仕事を譲ってあげてください。
あなたに特異な営業能力があったり、
飛び抜けたマーケティングスキルがあるなら企業はあなたを選ぶかもしれません。
しかし、同じような能力の人なら、
100%間違いなく英語ができる(できないかもしれませんが)TOEICの点数の高い人を選びます。
「とにかく望む職場で働きたい」
「テスト一つ良い点数を取るだけではるかに有利な条件で働けるなら、
なんとしてでも点数を取るための勉強法を知りたい」
とあなたが思うなら、
「点数をとるための勉強法」を使ってTOEICの点数を取ってください。
「そんな裏技みたいな点数の取り方で本当は英語が話せないのがバレたらどうしよう・・・」
大丈夫です。
あなたが働きたいと思っている会社の人事担当は英語を話せません。
話せたとしても、
英語で面接する可能性はほぼゼロです。
あなたが働きたい会社に就職してからでも英語はなんとかなりますが、
そもそも就職できなければ何の意味もありません。
今はTOEICのアドバンテージを十二分に使えるタイミング
あと数年もすればTOEICの点数が高くても、
必ずしも英語が堪能で即戦力として、
英語でバリバリ仕事が出来るわけではないということに企業も気づくと思います。
しかし今はまだ、
企業がTOEIC=英語力として評価しています。
あなたを会社にとって、
将来の有望な資産として評価してくれます。
評価されるということは、
より有利な条件、報酬で働くことができるということです。
同じ能力の人なら、
TOEICの点数が高い方を選びます。
合法のカンニング
TOEICには点数をとるための勉強方法があります。
戦争で相手の軍の人数も、武器も、
配置もしらずに敵陣に飛び込んでいけばあっという間に銃弾で蜂の巣にされます。
竹槍一本でTOEICという英語に立ち向かえば悲惨な結果が待っています。
敵軍の人数を偵察して、どんな武器を使っていて、
どのような形で相手が待ち伏せしているのかを知ることが出来れば、
最小の努力で最大の成果を出すことができます。
TOEICの勉強法を覚えるということは、
強力な武器を手に入れるという事です。
TOEICの点数をとって、望む仕事、望む職場、
望む人間関係とライフスタイルを手に入れて欲しいと思います。