身長を伸ばすための方法には大きく分けて、
2パターンの方法があって、
ひとつが骨を成長させて身長を伸ばす方法です。
小さい子供が年齢と共に大きくなっていくのは、
こちらの骨の成長が身長に影響を与えるパターンが大きく関わっています。
骨端線という骨と骨とを繋ぐ役割を持っている軟骨の成長によって、
やがて骨が成長し、さらにそれが身長の成長へと波及していくのです。
しかし、このパターンで身長が伸びる場合はある程度時期が決まっており、
成長期を過ぎた人の場合だと大きな効果は期待できません。
軟骨が硬くなってしまっているような場合は、
骨の成長は見込める可能性が低く、
そうなった方はもう一方のパターンで
身長を伸ばす方法が効果的な場合があります。
それが骨盤の歪みなどを矯正することによって、
本来の身長に戻すというような方法です。
骨盤の歪みは、体に様々な悪影響をもたらすとされていますが、
身長が伸びるのを阻害するという悪影響もその中のひとつなのです。
なんと、大人になってからの骨盤矯正によって、
身長が5cmも伸びたというような例もあって、
このようなことからも骨盤の歪みと身長については関係があることがわかります。
骨盤の歪みは骨の成長を妨げることもあって、
成長期に体の色々な部分が痛くなる成長痛に悩まされることもありますが、
この成長痛は骨盤の歪みからきていることもあるようです。
成長痛イコール体が成長するための痛みととらえている人も多いようですが、
これは体のバランスが崩れて発生する痛みであることも多いのです。
事実、成長痛を感じずして身長が伸びたり、
その他の部位が成長していく人もいるわけですから、
成長痛イコール体が成長するためのものというとらえ方はできないはずです。
成長痛は、体が成長しようとしているのに、
骨盤の歪みなどによってそれを押さえつけている状況でも発生して、
成長しようとする場所を無理に押さえつけてしまえば、
十分な成長が望めないということも十分に考えられます。
成長期にバランスの崩れた骨盤を正しく矯正してやることで、
体が持つ本来の成長力を発揮させる可能性を高められますし、
成長期の過ぎた大人が骨盤矯正をすることで、
骨盤の歪みを矯正して体本来の身長を取り戻せる可能性もあるのです。
このように骨盤の歪みは、身長の成長を妨げる要因にもなりますし、
本来の身長よりも低く見せてしまう原因にもなるのです。
身長を十分に伸ばしたいなら、
この骨盤の歪みという部分からアプローチしてみるのもよいのかもしれません。
