愛知県でごくふつうに高校生として生活していた女のコが、オーディションに合格したことでトップアイドル乃木坂46の新メンバーに! 2018年12月に4期生として日本武道館でデビューを飾った時、「美しすぎる!」「小顔すぎる!」って世間をざわつかせた遠藤さくらさん。この1年で経験した濃厚な出来事を改めて振り返ってくれました!
普通の高校生が乃木坂46のアイドルになった!濃い~1年間について
遠藤さんは引っ込み思案な部分を変えたくて坂道合同オーディションを受けたという話でしたが、そんな人がいきなりお披露目の場として日本武道館のステージに立ったわけですね(’18年12月3日開催の『乃木坂46 4期生お見立て会』)。
「考えられませんよね(笑)。こんな自分が1万人のファンの皆さんの前に立つことなんて想像していなかったですけど、立ってみると意外と落ち着いていられた気がします。舞台裏で泣いちゃった子もいたんですけど、みんなで『頑張ろう!』と励ましあって。私はその『頑張ろう!』って言う側だったので、わりと冷静だったのかもしれない。
自己紹介後のミニライブも、すごく楽しかった記憶があります。ただ、私は運動が苦手で踊るのも苦手だったし、友達同士でカラオケに行っても歌うのが恥ずかしい人だったので、それがここまで変わるんだと思って自分でもびっくりしました。しかも、乃木坂46に入ってからは周りから『いい声だね』と褒められることが多くて」
綺麗な声だと思いますよ?
「えーっ、本当ですか?(笑)」
乃木坂46加入前は、そうやって周りから褒められることは少なかったですか?
「あまりなかったですね。特に4期生のみんなはいろんな個性を持っているじゃないですか。かっきー(賀喜遥香)だったら絵が上手とか、(清宮)レイや(柴田)柚菜は体操や新体操をやっていたとか。でも、私にはそういう取り柄がひとつもなかったので、加入したあとに自分の武器を見つけるのにすごく苦労しました」
皆さんのそういう面が顕著に表れたのが、昨年4月公演の『3人のプリンシパル』だったと思います。4期生の皆さんが第1幕で舞台『ロミオとジュリエット』に出演する3役(ロミオ役、ジュリエット役、それ以外ぜんぶ役)を競い合い、観客の投票で決定した3人が第2幕での『ロミオとジュリエット』に出演するというものでしたが、遠藤さんはなかなか第2幕出演を勝ち取れず苦労していましたよね。
「プリンシパルでの壁は本当に大きすぎて、乗り越えるのが大変でした。特に自分は普段からそんなに感情の起伏があるほうではないので、演技で感情表現することも本当に難しくて。たぶん4期生の中でも一番できていなかったと思います。特に私は同じ役(それ以外ぜんぶ役)にずっと立候補し続けたんですが、それはほかの2役を演じるのがすごく怖かったからなんです」
怖かった?
「はい。(ロミオ役とジュリエット役は)第2幕の間、ほぼ出ずっぱりじゃないですか。そんなこと、私には無理だと思ってしまって(苦笑)。ひとつの役にこだわったのは、消極的な理由からだったんです」
では、上演期間の2週間は相当キツかったんじゃないですか?
「稽古中からずっとキツかった(苦笑)。でも、私だけじゃなくて4期生みんな同じ立場だったので一緒に泣いたり励ましあったりして、絆を深めていきました」
そんな日々を乗り越えるモチベーションになっていたものは?
「やっぱり音楽を聴くことが、自分にとってモチベーションを上げてくれたり、安心させてくれたりするので。プリンシパル期間中もよく聴いていましたね」
ちなみに、プリンシパルのときは何を聴いていましたか?
「私はどんなときもLittle Glee Monsterさんです。私の中では気持ちを盛り上げたりリフレッシュしたりするために、リトグリさんの音楽は欠かせません」
なるほど。すべてを乗り越えてプリンシパルを終えたときは、自分の中で成長を感じることもあったのでは?
「自分ではそんなに変わったと強く思えないんですけど、4期生のみんなは『プリンシパルで一番殻を破れたのは、さくちゃんじゃないかな?』と言うんです」
初日と千秋楽を比べると本当に変わったと思いますし、そのあとに横浜アリーナで開催された4期生単独ライブ(’19年5月25日)での遠藤さんを観たときに、以前よりも自信に満ちているように感じましたよ。
「えっ、本当ですか? 確かに、4期生単独ライブ後にファンの方から感想を聞くと『自信を持っていたね』とか『緊張してないように見えた』とか、うれしい言葉をたくさんいただいたんですよ。でも、自分的にはそんなに自信満々ではなく、逆に自信が持てないままステージに出てしまって。なのに、そういうところが表情に出ないみたいなんです(苦笑)」
周りからの好意的な声が増えたというのは、以前とどこが違ったんでしょうね?
「意識はそれ以前とは少し変わったかもしれません。例えば、4期生単独ライブではセンターで踊らせていただくことが多かったんですが、以前だったら『私よりもほかの子のほうがいいんじゃないかな? 私は隅っこでいいのに』と思っていたと思うんです。
だけど、4期生単独ライブでセンターと言われたときは『これをやり遂げたい、成功させたい。ああ、頑張らなきゃ!』と前向きに考えられるようになっていて。そこは自分でも変わったなと思います」
提供元:ヤフーニュース
参照URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200407-00010002-netvivi-ent&p=1
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