身長を伸ばすための栄養素はカルシウムばかりに目がいきがちですが、
たんぱく質も身長を伸ばすためには、
重要な栄養素となってくることを忘れないでおきたいものです。
人間の体は膨大な数の細胞から成っていますが、
その細胞を作り上げているのが他ならないこのたんぱく質なのです。
たんぱく質は、皮膚や血液、
骨や筋肉など体の中の様々なものを
作り上げるのに絶対に必要なもので、
この重要なたんぱく質のことを疎かにしているようでは
身長の成長は十分に見込めないでしょう。
美容成分としても名高いたんぱく質のコラーゲンは、
骨の成長に深く関係したたんぱく質でもあって、
コラーゲンには骨を大きくする働きや
カルシウムと反応し合って丈夫な骨を作り上げる働きがあるのです。
強い体を作り上げるためには、
強い土台である強い骨の存在が必要になってきて、
それを作り上げる役割を持っているのがたんぱく質のコラーゲンなのです。
このため、子供は大人以上にたんぱく質を大量に必要としていて、
一般的に大人に必要な1日のたんぱく質摂取量は、
60gから80gといわれていますが、
子供の場合は小学生でも55gから75g必要といわれています。
小学生の小さな体で大人と同等のたんぱく質が必要なわけですから、
いかに子供にとってたんぱく質が重要な栄養素かがわかるのではないでしょうか。
たんぱく質はアミノ酸の複合体であって、
20にも及ぶ数の複数のアミノ酸が連結して
出来上がるのがたんぱく質なのです。
さらにアミノ酸の配列によって約10万種類ものたんぱく質が存在していて、
人間の体の中で人間が生存するために必要な様々な行動を行ってくれているのです。
この10万種類にもなるたんぱく質を作り上げる約20種類のアミノ酸ですが、
20種類のうち9種類は体内で合成できないものとなっています。
体内で合成できないアミノ酸は、
体外から食事として取り入れる他には手に入れる方法がなく、
このようなことからも
バランスの良い食事は私達にとってとても大切なものになるのです。
また、食事によってこれらの必須アミノ酸を取ることは大切ですが、
継続して摂取するということも大切になってきます。
たんぱく質は絶えず体の中で活動していますが、
一定時間経ってしまうとその働きを終え、
本来の機能を発揮することができなくなってしまいます。
そうなったたんぱく質は体外へ排出されるのですが、
排出された分のたんぱく質は新たに生成しなければならないので、
継続的に良質なたんぱく質を作るための食事を心がける必要があるというわけです。
「でも食事でタンパク質やカルシウムをしっかり摂っても
背が伸びない場合はどうすればいいの!?」
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