人気アイドルグループ「嵐」の〝プロ野球中断騒動〟に新たな展開だ。「嵐フェス2020 at 国立競技場」(来月3日配信)を24日に事前収録した際、使用した花火や風船の影響で、プロ野球の試合を中断させ、批判が続出しているのは本紙昨報どおり。ジャニーズ事務所は謝罪したものの、嵐のメンバーが沈黙していることに疑問の声が上がっているという。中でも松本潤(37)については、今回のライブの演出を担当していると公言していただけに「少なくとも松潤だけは、説明する責任がある」と言われているのだ――。
この騒動は、嵐のデビュー記念日となる11月3日に配信される無観客ライブ「嵐フェス」の収録で発生した。収録は24日に行われたが、ライブの演出で使用した花火やその煙、また大量の風船の影響で、国立競技場に隣接する神宮球場で行われていたプロ野球「ヤクルト―中日戦」を2度にわたって中断させてしまったのだ。
これに対して業界内から「演出の計算もできないジャニーズは大丈夫なのか?」と呆れる声が上がっている。ジャニーズは公式サイトで「神宮球場、両球団選手及び関係者、視聴者の皆さまには、ご迷惑をお掛け致しました事を、深くお詫び申し上げます」と謝罪コメントを発表したが、嵐のメンバーは今のところダンマリを決め込んでいる。
この姿勢に首を傾げる関係者が多い。ネット上などでは、特に嵐の熱狂的なファンを中心に「中断したとはいえ、それほどたいした影響は出なかったのだから問題ない」という書き込みも見られる。
だが、イベント関係者は「たまたま大きな事故につながらなかっただけ。もし嵐のライブが、近隣で行われていたイベントで中断したら、ファンは怒るでしょう? 嵐サイドには謝罪とともに、説明責任があるのは当たり前」と指摘。
さらに「もちろん5人全員で謝罪すべきだけど、少なくとも松潤だけは謝罪しないとダメでしょう」と指摘する。なぜ松本だけは、他のメンバーと違うのか?
実は松本は、2000年ごろから嵐のコンサートの演出を担当していることを公言してきたからだ。
今年7月29日に放送されたバラエティー番組「『関ジャム 完全燃SHOW』ゴールデン2時間SP」(テレビ朝日系)で松本は、自身の演出に対するポリシーを力説していた。
同番組では「嵐のライブ演出を担当する松本潤に密着取材しながら、ジャニーズのライブ演出の裏側を解剖!」とPR。このように煽っている以上、嵐にとって最後のライブとなる「嵐フェス」の演出も、松本が絡んでいるのは当然だろう。プロ野球が中断する原因となった花火や、風船による演出を松本が知らないはずはない。
同関係者は「演出に絡んでいたとかいうレベルじゃなく、松潤はライブの演出ではリーダー的存在と言っても過言ではない。テレビ番組では『嵐のライブ演出を担当』とうたっていた以上、今回の失態についても、説明する責任があるのは当然のこと」と指摘する。
ジャニーズといえば2016年のSMAP解散騒動で、木村拓哉を除く、事務所を退所しようとしたSMAPのメンバー4人を「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)で生謝罪させたことがある。
「あの時は、テレビという公共の電波を使って謝罪させ〝公開処刑〟と批判された。ジャニーズの内輪の話でSMAPには謝罪させたのに、プロ野球の公式戦を中断させるという、外部に迷惑をかけた嵐が何も謝罪しないとなると、批判を浴びても仕方がないのでは」(テレビ局関係者)
今年いっぱいで活動を休止する嵐は、今回の〝失態〟をスルーして終わってしまうのだろうか。
提供元:ヤフーニュース
参照URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/70172f773dd493cc99a22124375901b5f324b1ec
まぁ、本人達にも謝罪させた方が批判は少ないとは思います。
ただ、本質的に運営サイドはプロを雇うべき。
松本さんが演出担当だったとしても、演出時のリスクを検討する専門家を置いて助言を受ける仕組みがちゃんと機能してないといけないと思う。