生駒里奈の芸能界の生き残り戦略とは！？

今では白石麻衣や齋藤飛鳥、生田絵梨花がその地位を占めるが、結成初期はこの人が乃木坂46の“顔”だった。卒業から1年半、生駒里奈（23）の業界評は高い。

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2011年に乃木坂の第一期オーディションに合格した生駒は、ファーストシングルから5thまでの楽曲でセンターを務めた。ファンからは“リアル広末涼子”なんて妙な評価をされ、AKB48との兼任などを経て、昨年5月にグループを卒業した。

卒業の理由を「今年、同学年の方は新社会人として新たな挑戦をする年です」「チャレンジ出来るタイミングはと考えた」と明かしたとおり、ソロ以降の活動の幅は広い。「トゥーランドット～廃墟に眠る少年の夢～」をはじめとした舞台で主役を演じ、この11月16日からは「暁のヨナ～烽火の祈り編～」でEXシアター六本木の舞台にも立つ。広告の分野でも日本証券業協会のイメージキャラクターに選ばれるなど、手堅い活動をしてきた。

バラエティにもゲスト出演しているが、生駒の名前がクローズアップされたのは、今年8月末に放送された「太川蛭子の旅バラ」（テレビ東京系）だった。

「太川陽介と蛭子能収が旅をするおなじみの番組に、マドンナとして生駒が登場。ところが、この回では太川の機嫌がとにかく悪かった。北海道を旅する回ということでローカルチェーンの『セイコーマート』の弁当に興味を示す生駒に対し、太川は旭川でラーメンを食べたいと主張しました。正直、どっちでもいいのに、やたら『どっちを取るの？』と突っかかるんですよ。“もはやパワハラ”という声も上ったほどでした」（テレビ局関係者）

このほかウォーキングシューズを履いてこなかった生駒に、「マドンナの人には“歩ける格好で”と言っているんだけど」と太川がケチをつける一幕も。本来ならばカットされそうな険悪な場面も放映する、そのリアリティが『バス旅』の魅力といえば魅力なのかもしれないが……。

「それでも彼女は時に反論したり、のほほんとかわしたりして、抜群の対応力を見せた。意外とバラエティもいけるので、乃木坂の卒業メンバーのなかでは、西野七瀬より仕事の幅は広いと言われています。とにかく、物怖じしない姿勢は、グループのセンターを務めてきたただけのことはあります。今は場を回すほどの技術はないですが、MCに絡みはできますからね。ゆくゆくは指原莉乃のポジションに行く可能性もありますね。指原よりは不器用なので、MCに媚びるような振る舞いはしないでしょうが」

“媚びる”といえば、9月放送の「旅バラ」で生駒に続いてマドンナを務めたAKB48の松井珠理奈も、また違った形で高い対応力を見せていた。9月26日付「アサ芸プラス」の言葉を借りれば〈目立ったのが松井さんの“オジサマ対応術”〉〈オヤジ殺しにはうってつけの（笑）ボディタッチもあったり、終始、太川陽介さんと蛭子能収さんの楽しそうな顔〉〈生駒里奈の時と空気が違いすぎる〉――。

ドラマ方面では思わぬ課題も
閑話休題。彼女をよく知る別のテレビ局関係者は「のほほんとした雰囲気とは裏腹に意外と堅実」とも生駒を評する。たとえば、金銭面について言えば、

「周囲には“いつ仕事がなくなるのかわからないので、しっかり貯金している”と話しています。お金はほとんど使わず、とにかく貯めるのが好き、なんだそう。このあたりもアイドルとしてチヤホヤされてきた子には珍しい感覚といえるでしょう。お金を使うにしても、家族にご飯やらをおごるような使い道だそうです。あとはご存じのとおりマンガ好きですから、そのへんに使うくらい。自分の需要を考えてなのか、本心なのかは分からないですが、男性には全く興味がない印象です。だからファンはそのへんの心配はしなくていいと思いますよ」

そのあたりは、AKB48を卒業した渡辺麻友とも通じるものがある。実際、生駒と“まゆゆ”はプライベートでも親交があるという話もある。

「ドラマ方面での課題は、キスシーンがおそらくNGになっていること。西野や白石はやっていますが、本人が嫌がっているんでしょう。ほら、男には興味がないっていったでしょう……」

提供元：ヤフーニュース

参照URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191028-00589714-shincho-ent&p=2