何かに挑戦し、努力をする。
自分の頑張りが目に見えて分かるのは、
とても気持ちがいいものです。
例えばテスト。
よい点数を取るために、
毎日勉強をします。
1日何時間も、机に向かい、
好きなことを我慢して努力します。
そして、テストで期待通りのいい点が取れたら、
最高の気分になるでしょう。
ところが、
結果は必ずしも自分の思い通りになるとは限りません。
自分が期待するタイミングで、
期待する結果が出るとは限りません。
頑張りが結果につながらないように思える時があります。
しかし、長い目で見れば、あなたがしてきたこと、
トライしてきたことは、
目に見えないところであなたの血肉となっています。
あるところまでは、自分のしていることが、
まるで意味のないことのように思えるようになります。
挑戦することが、
めんどくさくなってしまうことがあるかもしれません。
でも、そこで辞めずに続けていくうちに、
「あれ?」と思える瞬間が来ます。
以前難しかったことを、
簡単にこなしている自分と出会う瞬間です。
続けていれば、
ある時点でブレイクポイントに到達するのです。
大切なことは、目先のことに惑わされず、
淡々とやるべきことをやることです。
自分がやると決めたことをやっていきます。
「毎日、通勤電車の中でリスニングCDを聞く。」
「朝、英語のテキストを2ページ分、3回音読する。」
「1日3個、英単語を暗記する。」
など、あなたが決めた勉強計画に従って、
淡々とノルマをこなしていきます。
ただ、それだけです。
もしかしたら、1ヶ月やそこらでは、
効果は感じられないかもしれません。
でも、これが1年2年、
5年10年となると、話は別。
勉強しているのとしていないとでは、
天と地ほどの差が現れるでしょう。
英会話を習得するには、
それなりの数稽古と勉強量が必要です。
だからこそ、結果を気にせず、
淡々とやることをやっていくことが大切です。
どんなに小さなことでも、
続けていれば、やがて大きなものに変わります。
昔の人はこう言いました。
An inch an hour, a foot day.
(1時間1インチが、1日で1フィートになる→塵も積もれば山となる)
目先のことは気にせず、
黙々と、英語を続けましょう。
やるべきことさえ続けていれば大丈夫。
いくらかの時間が経ったあと、
結果は後からついてくることに気がつくでしょう。