履歴書はパソコンを使わず、手書きの方がいいと思っている。
パソコンで作った方が楽なのは知っている。
学歴や資格がしょぼい転職弱者の自分としては、
ちょっとでもポイントを稼ぎたい。
履歴書を手書き書く人は、
本屋さんやコンビニで買うだろう。
売っている履歴書の多くは「志望の動機」って項目が付いている。
なかには「自己PR」の項目がついているものもある。
履歴書に
「志望の動機」を書く人は損をしているという話をしたいと思います。
こんな会社は志望の動機で採用が決まる。
志望の動機がどれぐらい重要視されるかはその会社によって違うだろう。
「実務経験5年以上」と書いてある求人は
「志望の動機」より「職務経歴」を注目している。
逆に「実務経験あると尚可」や「未経験可」と書いてある求人は
「やる気と性格の適合性があれば採用するよ」というメッセージ。
そのやる気を見せられる部分が志望の動機と自己PRだよ。
面接でもやる気を見せることはできるけど、
面接官がどんな質問をしてくるのか分からない。
質問の内容によっては思うようにアピールできないことも考えられる。
履歴書・職務経歴書はこっち側が自由に書ける。
こちら側に自由が与えられ、
やる気がアピールできる項目は最大限に活用しない手はない。
志望の動機を履歴書に書くことの何がいけないか?
一般的な履歴書の志望の動機を書くスペースってこんなもん。
学歴や職歴を書く文字の大きさで記入したら2行だよ。
頑張って小さな文字で書いて5行ぐらいが限界かな。
このスペースに書けるってことは内容が薄いか、
小さな文字で寿司詰め状態で書くしか方法がない。
寿司詰め状態の文字が読める人は、
普段から新聞や参考書の小さな活字に慣れている人。
それ以外の人は読む気が失せる。
それに面接する人の年齢を考えてみてくれ。
決定権を持っている人は若くて40代。多くは50代だよ。
大抵の人は老眼に悩まされている。
若い人でも見づらい文章は、
老眼の人はもっとしんどいよ。
これでは見る側・書く側共に履歴書に自己PRを書くメリットがない。
志望の動機は職務経歴書に書く!
まず購入した履歴書に職務経歴書は入っていたら捨ててくれ。
職務経歴書を手書きで書こうとするのは間違い。
履歴書は書く内容が決まっている。
自分の住所や学歴で迷うことはないだろう。
職務経歴書は応募する会社によって、
どこを重要視して書くべきかが違ってくる。
書いては消してを繰り返す作業は、
圧倒的にパソコンの方が作りやすい。
エクセルでもワードでもパワーポイントでもなんでもいいよ。
職務経歴書はパソコンで作成して、
そこに志望の動機も書く。
書類の流れとしては
「志望の動機」「職務経歴書」「自己PR」がいい。
履歴書の「志望の動機」が空白だと、
何も書いてないと勘違いされるし、
スッカスカに見えてイメージも悪いから
末尾に「詳細は職務履歴書に記載しましたので、
そちらをご参照ください」と付け加えるとよいでしょう。
この方が見る側にとって、
文字が小さく読みづらい書類よりよっぽど良い。
履歴書・職務経歴書は
「仕事の適応性」と「やる気」の他に見ているもうひとつの項目。
履歴書・職務経歴書は
「あなたは私の会社でやっていけるか?」と「やる気があるか?」を主に見ている。
けど、その他にも見ている項目がある。
それは書類を作るセンス。
このセンスというのは厄介で正解がない。
見る側の感性によって正解が違ってしまう。
全員に100点を取る書類は不可能でも、
全員が70点以上だと思える書類は努力で作れる。
履歴書に小さな文字で書いた時点で、
センスがないと思われる。
センスのない書類は見る気もないという面接官もいるんだよ。
特に前職が営業やお客と交渉する仕事の人は注意した方がいい。
「前職では商品の良さを伝えるため、
自分でプレゼン用の資料を作成し・・・」と書いてあっても、
センスのない履歴書を見たら「本当か?」と思われる。
ただ、70点以上の書類を作るのには、
そんなに難しいことではない。
どの程度スペース(空白)を使うのか?
適切な文字の大きさは?
上記の2点を意識するだけでも、
1ランク上の書類が作れる。
まとめ
志望の動機は
履歴書に書かなければいけないルールはない。
しっかりアピールできる方法を選ぶこと。
志望の動機・自己PRはあなたのやる気を伝える重要な項目。
センスがない書類は見てもらえない。