「勉強」というと、
「人からやらされる、受身なもの」という印象があります。
私たち日本国民は、
小学校から中学校まで、義務教育を受けます。
この9年間の学校教育では、
最初から何の科目を勉強するかが決められていて、
どう勉強をするかを先生から教えられます。
このためか、
「勉強とはやらされるもの」というような受け身的なイメージが、
心のどこかにあるのかもしれません。
本当の勉強とは、
「知りたい、出来るようになりたい」という純粋な心の欲求から生まれます。
「英語を話せるようになりたい。」
「○○のことを知りたい。」
など、成長したいという、
ポジティブな気持ちが源です。
その気持ちが刺激されると、
自然と行動に向かうでしょう。
やらずにはいられなくなります。
勉強は本来、楽しく素晴らしいものです。
知識を身につけることで、
世の中を見る目が変わり、
自分自身が変わります。
私が初めて中学校で英語を習ったとき、
英語が好きではありませんでした。
成績も期待はずれだし、
何が面白いのか、サッパリ分かりませんでした。
でも、あるきっかけで、
英語とご縁のある人生を送ることになりました。
それは、
ほんの小さなきっかけでした。
最初は面白くないことが、
一度の「できた!」という喜びを経験することで、
続けずにはいられなくなります。
ぜひ、それを経験するまで、続けてみて下さい。
「英単語や基本文をコツコツ暗記して、
それを英会話で使えた。ネイティブと自然に英語で話せていた。」
この瞬間は、「本当に英語が楽しい!」と思えます。
「TOEICで○○点必要だ」
「英語が出来ると就職/転職に有利だ」
など、
何かの理由があって、
英会話を始めるのも1つのきっかけでしょう。
ただ、それだけに囚われないで、
学ぶことの楽しさや、
「できない」が「できた!」
に変わったときの喜びを知ってほしいと思います。
全然出来なかったことが、
あるとき出来るようになる。
この瞬間は、
本当に楽しく、素晴らしいものです。
この体験をしたとき、
「学ぶことは楽しいんだなぁ」と実感します。
「楽しい!」と思う気持ちを知ることが、
英会話上達の秘訣です。
英語を続けていて、
「めんどくさい・・・」
「つまらない・・・」
「分からない・・・」
ということがあるかもしれません。
でも、その気持を少し我慢して、
淡々と続けてみてください。
「おっ?」と思う瞬間が、
いつかきっと、訪れるでしょう。