ここからは、
紹介する会話術のレベルが
ほんの少しだけ上がります。
ただ極端に難しくなるわけではないので、
人によっては紹介済みの会話術より実行しやすいでしょう。
最低限必要なスキルは
「空気を読むこと」です。
これまでの会話術は空気を読むことで、
笑わすタイミングを計っていますが、
ここ以降は「空気読み」がさらに重要になります。
空気を読めないままに実行すると、
人がドンドン離れていくかもしれません。
たいていの人は、
ボケたりツっこむ前に
NGな空気は感じ取れるのであまり心配はないでしょうが、
それほど「空気読み」が大事だということです。
■1.自分のかっこ悪い部分を告白して笑いを取る
自分の恥ずかしいエピソードや
かっこ悪い部分、コンプレックスは
本来あまり話したくないものです。
バカにされて笑われる恐れがありますから。
「笑われる」のではなく
「笑わせたい」と思っている方が断然多いと思います。
笑われてしまえば、
見下されている、
軽く見られてる感じにもなり、
プライドも傷つくでしょう。
かっこ悪い部分をさらけ出して
「笑われる」か「笑わせる」
どちらに傾くかは言い方が重要になります。
自信なさげにイジけて言えば笑われます。
その人の卑屈な態度を馬鹿にするからです。
逆に堂々と胸を張って言えば
「笑われない空気」が作れます。
ばかばかしいエピソードに相手は心を許して、
笑ってくれるでしょう。
毅然とした態度で
かっこいい部分をさらけ出してください。
相手の警戒心を解くと共に、
あなたの気持ちも楽になります。
・悪い部分を告白して笑いをとる1
相手 「大人っぽい顔してるよね」
あなた「そうなんだよ、意外と大人ななんだよ。最近物忘れがひどくって」
・悪い部分を告白して笑いをとる2
相手 「最近ボーっとしてない?」
あなた「やっぱ分かるんだ。
こないだもボーっとしながらジュース飲んでたらストローが鼻の中にプスリと・・・」
・悪い部分を告白して笑いをとる3
相手 「きれいな満月だね」
あなた「ああ、知ってる?月と太陽は違うものなんだよ。
二十歳ごろまでずっと同じものだと思ってた」
・悪い部分を告白して笑いをとる4
相手 「普段の私服ってそんなのなんだ」
あなた「君の会うから少しオシャレして来たんだよ。
さっき鏡見たら、
Mサイズのシール付いたままだった。君に直接見られずに助かったよ!」
・悪い部分を告白して笑いをとる5
相手 「ご飯どこで食べる?」
あなた「ブーツを脱がない所ならどこでも。
靴下に穴が開いているのでご配慮を!」
・悪い部分を告白して笑いをとる6
相手 「首筋にキスマークついてない?」
あなた「ヘアアイロンのやけどの跡です・・・」