「韻を踏む」と言うとかっこいいですが、
ここで言う、
韻を踏むとはダジャレや語呂合わせです。
同じ音やリズムの言葉を繰り返すと面白く聞こえます。
・言葉の韻を踏んだボケ会話術 例1
あなた「商談長引きましたね、もう2時ですよ」
相手 「ようやく昼飯だな」
あなた「ばけらった~」← ボケ
相手 「どうした?」
あなた「いや、”腹減った~”でした。お腹減りすぎて、頭がボ~っとしてます」
・言葉の韻を踏んだボケ会話術 例2
相手 「経理のミサちゃんが、重いダンボール持ってたんで、手伝ってあげたんです」
あなた「お前ミサちゃんのこと好きなんだよな?」
相手 「はい。持ってあげるとき手と手が触れたんです。ドキドキしました。純粋でしょ?」
あなた「お前の”やさしい”は、”やらしい”な(笑)」← ボケ
この会話術は、
一歩間違えれば親父ギャグになります。
あなたの一言で、雑談の場が、
サム~い空気に覆われる恐れもあります。
サム~い空気をなるべく避ける方法としては、
ダジャレを言ったときに、
会話の流れを壊さないことです。
会話の流れを壊すダジャレは次のようなものです。
・会話の流れを壊すダメな会話例
相手 「今度の誕生日会、寿司を出前するんだってさ」
あなた「いいね、寿司大好きだよ」
相手 「何が一番好き?」
あなた「えなりかずきは、いなりが好き!」
相手 「・・・(突然のギャグに言葉を失う)」← サム~い空気発生
あなたが言ったダジャレのせいで、
会話の流れが崩壊しました。
親父ギャグの完成です。
サム~い空気は、
会話の流れが止まった際に訪れる沈黙の時に起こります。
こうならないためには、
ダジャレを入れつつも、
会話の流れを壊さない会話を心がけます。
次は、会話が続くダジャレを入れた話し方例です。
・ダジャレを入れても会話が続く術
相手 「今度の誕生日会、寿司を出前するんだってさ」
あなた「いいね、寿司大好きだよ」
相手 「何が一番好き?」
あなた「えなりかずき」
相手 「は!?」
← ダジャレが完成する前に、相手の会話を挟んでみた
あなた「いや、いなりが好き。うそ。言ってみたかっただけ。いくらが好きで す」
いかがでしょうか?
この例では、ダジャレが完成するまでに、
相手との会話のキャッチボールがあります。
ダジャレが完結する前に、
相手と言葉のやり取りを一度挟むと、
会話は途切れません。
その後、ダジャレが完結する「いなりが好き」の発言の後も、
「うそ。言ってみただけ」と
あなた自身が会話を続けることで、
サム~い空気の原因になる沈黙を防いでいます。
あなたのダジャレは、
会話にクスッと笑える空気を作ることができたはずです。
ダジャレで大爆笑は難しいですが、
使い方次第で、会話の場をほんわかさせ、
いい人間関係を築くことが可能です。
ちなみに会話で笑いが取れそうな似た言葉は、
他にもこんなのがあります。
「奈良の大仏」と「謎の大福」
「バイキング」と「ハイキング」
「声優」と「西友」
「引っ越した」と「いっこ下」
「熱中症」と「ね、チュウしよう」
「あ、痛て~」と「会いて~」
「ハーフ」と「カンフー」
「ねぇ、ちゃんと風呂入ってる?」と「姉ちゃんと風呂入ってる?」
「理科、ちゃんと勉強してる?」と「リカちゃんと勉強してる?」
「パン、作ったことある?」と「パンツ、食ったことある?」
「ガム」と「ゴム」
「バカめ!」と「ワカメ」
「工事」と「掃除」
「自宅」と「北区」
「パプアニューギニア」と「パパは牛乳屋」
「神のみぞ知る」と「蟹のみそ汁」
「発注ミス」と「八丁味噌」
「アタシらしさ」と「新しさ」
「サラウンド」と「皿うどん」
「究極のメニュー」と「給食のメニュー」
「警備」と「経理」
「井上陽水」と「床上浸水」
「そう言えば」と「総入れ歯」
「汚職事件」と「お食事券」
「暇つぶし」と「ひつまぶし」
「カラオケ」と「唐揚げ」と「刈り上げ」
「埋蔵金」と「My 雑巾」
「スーパー銭湯」と「数%」
「マッチ」と「マッチョ」
「ユーミン」と「ムーミン」
「ジーコ」と「ピーコ」
「スパイシーチキン」と「すっぱいシーチキン」
「加藤あい」と「阿藤快」
「フォルクスワーゲン」と「ボロクソワーゲン」
「転勤」と「転機」