■困っている程度を見極めて、
共感の言葉を使い分けよう
困った気持ちに共感して雑談力アップ
困っている相手に、
会話で手を差し伸べるなら、
上手に共感することです。
雑談力が高い人は、
相手の”困った”の深刻さに応じて、
適切な共感の言葉を投げかけます。
雑談力を高めるための、
いろいろな”困った”の会話例と、
その会話例にうまく共感した話し方を紹介します。
会話例を読むだけでも、
あなたの使えるボキャブラリーは増えるはずです。
必要な場面で、
自然と言葉が出てくるように、
意識して読んでいただければ、幸いです。
今回も、
「困りましたね」という共感の言葉は使いません。
それ以外のぴったりくる共感の言葉を見つけて、
”困った”の深刻さに応じた会話で共感の気持ちを伝えましょう。
困った気持ちに共感した言葉の話し方例1
相手 「難しい問題ばかりで、テスト勉強がはかどりません」
あなた「てこずってますね」
←「困りましたね」より共感を示すことができる
困った気持ちに共感した言葉の話し方例2
相手 「あらゆる方法を試しましたが、まったくうまくいきません」
あなた「お手上げですね」
困った気持ちに共感した言葉の話し方例3
相手 「見舞いに来てくれたのはいいんですけど、なかなか帰ってくれないんです」
あなた「ありがた迷惑ですね」
困った気持ちに共感した言葉の話し方例4
相手 「私から海外旅行に誘ったんです。
でも、正直金銭的に苦しいんです」
あなた「引くに引けないんですね」
困った気持ちに共感した言葉の話し方例5
相手 「育児と家事の毎日で、もう倒れそうです」
あなた「ギブアップ寸前て感じですか」
困った気持ちに共感した言葉の話し方例6
相手 「彼のためを思ってしてあげてるのに、文句ばっかです」
あなた「やりきれませんね」
困った気持ちに共感した言葉の話し方例7
相手 「月末になると、資金繰りのことばがり考えてしまいます」
あなた「頭が痛いですね」
困った気持ちに共感した言葉の話し方例8
相手 「終電に乗り遅れてしまいました」
あなた「弱りましたね」
相手の困った気持ちにぴったりの共感を投げかけると、
あなたが本気で心配していることが伝わります。
逆に、同じような共感の言葉ばかり使っていては、
あなたの本気さは伝わりません。
困った気持ちに共感できるフレーズをたくさん身に付けて、
気持ちを上手に伝えられる雑談上手を目指してください。
一緒に困ってあげよう。一人より二人のほうが心強い。