引き続き、話のネタに使える天気の雑学や豆知識を紹介します。
■話のネタに使えるお天気雑学3 蟻が行列を作ると雨が降る
天気の雑学を話のネタに雑談
「蟻が行列を作ると雨が降る」というコトワザがあります。蟻が行列を作って巣穴から出てきているときは、雨から卵を守るため運び出している。よって、雨が近づいているいう考え方です。
この雑学を会話の中に自然に盛り込んで、雑談を盛り上げましょう。会話に盛り込めるタイミングはやはり雨の日です。挨拶の後、例えばこのように会話に盛り込みます。
お天気雑学、豆知識を話のネタにした雑談の話し方例3
あなた「おはよう。すごい雨だね」
相手 「おほよう。ほんと、すごい雨だね」
あなた「………そういえば、昔蟻が行列を作ると雨だって言われてなかった?」
相手 「なんかそんな事聞いた気も」
あなた「最近蟻って見ないね。子供の頃はさ~~」
今回の会話例では、会話のやりとりに雑学の解説は入っていません。入っているのは「こんなコトワザあったね」というセリフだけです。”雑学は相手が求めているときに言うべきもの。求めてないときは無理に使わない。”相手が「どういうこと?」と答えを求めてこなかったので、解説は不要なのです。解説まで至らないですが、雑談としては大成功です。天気の話のネタを広げるという目的は達成しています。
また、”あなた”の2回目のセリフの最初のところに「………」とあります。これは会話の中の”間”を表現しました。相手がなにか話のネタを提供してくれるんじゃないかという”待ち”の時間と、次のセリフ「そういえば」のちょっと考えて思い出した、という感じを出すためのものです。
■話のネタに使えるお天気雑学4 ツバメが低く飛ぶと雨になる
同じようなコトワザに「ツバメが低く飛ぶと雨になる」というものがあります。雨が降りやすい天候は、湿気が多くなる → 湿気が多くなると空気が重たくなる → 空気が重たくなると虫たちが高く飛べなくなる → 虫をえさにしているツバメは虫と捕らえるために低く飛ぶ、という理屈です。
こんな感じに会話に盛り込めます。
お天気雑学、豆知識を話のネタにした雑談の話し方例4
あなた「おはよう。なんか雨降りそうだね」
相手 「おほよう。ほんと、傘持ってきてないや」
あなた「………そういえば、雨が降りそうになるとツバメが低く飛ぶんだって。誰かが言ってた」
相手 「どういう意味?」
あなた「湿気で虫が高く飛べなくなるから、ツバメも虫を捕まえるために低く飛ぶんだって」
相手「うちの近所にツバメ飼ってる人いる~~」
話の展開が読めない、これぞ雑談ですね。
天気の雑学や豆知識はたくさん存在します。話のネタに困るなら事前に準備しておこう。