面白い話のネタが完成し、話し方のコツも学んだら早速誰かに話したいことと思います。でも、雑談の最中に自分の話したい話のネタを話し始めるにはどうすればいいのでしょうか?
雑談中に唐突に「オレの中学のときの先生がね~~」なんて話し始めても、何を突然っと、聞き手はびっくりしてしまいます。その後の話のネタが面白く完璧に伝えられても「こいつ面白い話のネタを必死に考えてきたんだなぁ~、披露したくてたまらなかったんだ」なんて思われたらかっこよくありませんね。かっこいい面白い話のネタの始め方は、雑談中に自然に話の流れを変えて、スムーズに面白い話のネタを話し始めることです。
自然な話の流れで話したい話のネタに持っていくには、話し始めるタイミングが大事になります。偶然話の流れが話したい話のネタと同じような内容になればベストですが、そんな都合の良いことはなかなかありません。 自分から話のネタをふるときは雑談中の話のネタが一区切りついた時です。このまま黙っていたら沈黙が続いてしまうというようなタイミングがあればそこで話のネタをふってみましょう。 その時の話し始めの話し方には、次のような方法があります。
自分の気持ちを話した後に面白い話のネタに持っていく話し方
相手に質問をしてからそのまま面白い話のネタに持っていく話し方
季節や天気の話題など何気ない会話から面白い話のネタに持っていく話し方
順に紹介していきます。
■自分の気持ちを話した後に面白い話のネタに持っていく話し方
自分の気持ちを話すと聞き手はあなたの話に興味を持ちやすくなります。その流れで面白い話のネタを披露してみてください。
自分の気持ち → 面白い話のネタを話す会話の流れの例1
あなた「そそっかしい人見ると守ってあげたくなっちゃうんです」
相手 「そうなんだ~」
あなた「会社の事務にそんな人がいるんですけどね~~~」
自分の気持ち → 面白い話のネタを話す会話の流れの例2
あなた「世の中納得のいかないことばっかりでホント頭にくるよ」
(少し怒り気味の口調)
相手 「どうしたの?」
あなた「実は、こないだも本屋さんでね~~」
自分の気持ち → 面白い話のネタを話す会話の流れの例3
あなた「ちょっと聞いてください、昨日ひどいことがあったんですよ」
(昨日体験したばかりで気持ちがまだ治まってない、軽い興奮気味な口調で)
相手 「何があったの?」
あなた「信号待ちをしてたら~~」
■相手に質問をしてからそのまま面白い話のネタに持っていく話し方
相手に質問をすることも相手の興味をひきつけるのに有効です。質問して、そのまま面白い話のネタを披露する話し方の例です。
相手に質問 → 面白い話のネタを話す会話の流れの例1
あなた「晴れた日は予定がなくてもどっか出掛けたくなりませんか」
相手 「そうですね」
あなた「そう思ってこないだ自転車で出掛けてきたんですけど~~」
相手に質問 → 面白い話のネタを話す会話の流れの例2
あなた「犬って触ることできますか?」
相手 「大丈夫ですよ」
あなた「実は僕触ることできなくって。そのきっかけになった出来事が~~」
■季節や天気の話題など何気ない会話から面白い話のネタに持っていく話し方
何気ない一般的な世間話と自分の話したい面白い話を関連付けて自然な感じで話の流れを変えていく方法もあります。
何気ない話題 → 面白い話のネタを話す会話の流れの例1
あなた「春だし、出会いの季節ですね」
相手 「そうですね」
あなた「そういえば、僕の周りに出会って2ヶ月で結婚したカップルがいるんですけどね~~」
何気ない話題 → 面白い話のネタを話す会話の流れの例2
あなた「今年も暑くなりましたね」
相手 「そうですね」
あなた「去年も相当暑かったじゃないですか。そのときこんな少年がいましたよ~~」
話の流れを変える話し方はいくつも存在します。
その時の雑談の雰囲気や、話したい話のネタの内容に応じて、いかに話しやすく自然に面白い話のネタを話せる流れに持っていけるかを考えて選択するといいでしょう。
自然な流れってカッコイイ!!