次のような話し方では、話のネタがいくら面白くても笑うことはできません。
内容が面白い話のネタでも、話し方が原因で笑えないケース1
「あの~、こないだ家族で旅行に行ったんです。
えーそしたら、あの~泊まった旅館で、あのー女将さんって言うんですか。じょ、女性の従業員の方がー、あの~若い方だったんですけど、えーわっ、若いって言っても30代くらいの人できれいな方だったんですけど。その人が部屋を案内してくれたんです。
そ、そしたら部屋に行く途中に、廊下に~えー、ほら、あれ、えーなんだっけ、えー、ちょ、ちょっと待ってください……。あっ!ひ、非常口のやつあるじゃないですか、えと、それがあのー」
■面白くない原因 - 緊張してスムーズに話せない
緊張した話し方は面白くない
例のような話し方は普段から話慣れていない人が、面白く話をしようと思うとよくおこりがちな失敗例です。
話し手の面白く話したいという必死さは伝わりますが、話のテンポも悪く、話のネタの内容はちっとも伝わってきません。
話を途中で投げ出したい気持ちに襲われますが、話し始めてしまった以上、途中でやめるわけにもいきません。話のネタが終わるまで、とても辛く恥ずかしい時間を経験することになります。
また、聞いてる方が話のネタの内容を理解しようと努めてみても、イメージするのが精一杯。おもしろい話のネタとは程遠い内容になってしまうという、どちらも辛い状況に陥ります。
■面白くする話す解決策 - 話す場数を踏んで慣れる
話をスムーズこなすには、慣れしかありません。
話しなれていない人が、いきなり上手に話すことはできません。恥ずかしい思いをしてでも話す経験を多く積んでください。
話をしてこなかった人には必ず起こることですが、数をこなせば必ず克服できるです。失敗をめげずに頑張ってください。
失敗した分だけ次うまくできる。だから失敗しても気にしない。そんな考え方で毎回話をすると、失敗の怖さも軽減されます。
本番前にできることをあげると、頭の中で自分で話す姿をイメージすることです。話す文章をあらかじめ用意して、みんなの前で話すように声を出して練習してみましょう。
今、面白く話している人だって最初はこんな風だった。