■苦手な人にも分け隔てなく挨拶をする
挨拶でいい人間関係を
あなたは誰にでも分け隔てなく挨拶していますか?仲良いい友人や、会社の上司、学校の先生や先輩のような自分のとって利害関係の深い人に偏って挨拶をする傾向はありませんか?
あなたがなんとなく今まで挨拶もしてこなかった人も、挨拶して会話をしてみたら、イメージと違って話しやすい人だったり、いつの間にか親友のように仲良くなっていたという話もよくあることです。勝手なイメージだけで、その人を決め付けて、いい人間関係を築けるかもしれないチャンスを逃すことはもったいないことです。挨拶をしていない仲であることは、必ず相手も気づいています。そして相手も、悩んでいることが多いのも事実です。 ”挨拶をしていないけど、いいのかな?したほうがいいよなぁ、でも声をかけるのって勇気がいるよなぁ・・・”と。
挨拶をしないのが当たり前なっているのなら、ここはあなたが大人の対応として、挨拶を始めてみてはどうでしょうか?挨拶をして苦手な人が減っていけば、いろんな人と雑談する機会も増えます。学校や職場ももっと楽しくなるはずです。
■挨拶が無視されたときの心構えと話し方のコツ
挨拶をしたら、無視をされた。
頑張って普段挨拶をしない人に挨拶をすると、こんな経験をすることもあります。挨拶した人全員に、同じような態度をするならまだ許せるものですが、自分だけが無視をされたら相当へこみます。やっぱり挨拶なんかしないでおこうと考えるものです。今後も挨拶をしないことであなたにデメリットがなければそれでもいいと思います。しかし、上司や先輩など、あなたにとって仲良くなっておいたほうが後々都合がいい人もいます。そんな人とは、時間をかけてでも、挨拶ができる仲になるしかありません。
相手から無視をされる心あたりがないのなら、おそらく相手にとって、あなたは苦手なタイプの人間である可能性が高いでしょう。どんな人間でも苦手なタイプや好きなタイプがいますので、それ自体をそんなに気にすることはありませんが。
2週間、一ヶ月と期間を区切って、「おはようございます」とだけ、声をかけ続けてみてください。無視されるのがわかってて挨拶をするのは相当キツイでしょう。しかし、あなたが大人になって頑張るしか、相手と距離を縮める方法はありません。相手も声をかけられてることをわかっているはずなので、少しずつあなたの挨拶を意識するようになるでしょう。”今度挨拶をされたらこっちからも挨拶をしてみよう”という考えになってくるはずです。こんな考えになっても、いままで挨拶を無視してきた気まずさから、実際に挨拶が返ってくるまでは数日がかかるかもしれません。相手の気持ちはわかりませんのであなたの根気が必要です。いつか相手から「おはよう」の返事がもらえるようにしつこく頑張ってください。
■それでも挨拶が返ってこない時の会話術
毎日顔をあわせる人に、一ヶ月間挨拶を続けても挨拶が返ってこないなら、”諦める”という選択肢もでてきます。しかし、せっかく頑張ったのですから、最後の手段として”相手の名前を呼ぶ”会話術を実行して欲しいと思います。
名前を呼んで挨拶しましょう。
あなた「○○さん、おはようございます」
名前を呼ぶことによって、”あなたに挨拶をしています。あなたから返事がほしいです”というメッセージを相手に伝えることができます。この挨拶で無視はなかなかできないはずです。あからさまにあなたのことを嫌いでなければ、返事が返ってくるでしょう。それでも相当の照れ屋さんなら返事するのに心の準備も必要です。さらに、2週間くらいは続けてみてください。無視され続けての挨拶は精神的にも辛いですが、最後の方法として頑張ってください。これで駄目なら、「変わった人だな」と割り切って諦めちゃいましょう。
挨拶するだけで人間関係もうまくいき、雑談する機会も増える。