学校や職場、また普段の生活をする中で、あなたは特定の人とはよく雑談はするけど、ほかの人とはあまり雑談をしない。そんなことはありませんか。当然、仲のいい人たちとは雑談をする機会もよくあるだろうし、親しくなければ、あまり雑談をする機会もないでしょう。しかし、時と場合によって、普段あまり会話しないような人たちとも会話をしなければいけない状況だって出てきます。そんな時、相手が話し上手なら会話をリードしてもらえますが、話下手だった場合、あなたが率先して会話をしなければ気まずくもなります。
誰とでも上手に雑談ができる人がいます。自然体でいつも気軽に声をかけることのできる人。そんな人は、相手の警戒心を取り除きながら会話をするのが上手です。相手に警戒心を与えないように上手に会話するにはどうすればいいでしょうか。
■挨拶は自分からして、雑談しやすい人になる
どんな人とも、いい人間関係を築くにはまず挨拶をすることです。人に会ったら自分から挨拶をするように心がけてください。人と目が合わないと挨拶をしない人がいます。相手が携帯電話のメールを打っていたり、新聞や雑誌を読んでいて、目が合わないとそのまま素通り。これではいけません。たった一言、
「おはようございます」
「お疲れ様です」
というだけです。電話をしていたり、仕事の重要な話をしているのでなければ、挨拶は邪魔にはなりません。目が合うまで待つ必要はありません。見かけたら、目が合わなくてもこちらから挨拶しましょう。
挨拶をするだけで、しっかり者、できる人、感じのいい人と印象を相手に与えます。逆に、挨拶をしないだけで、話し掛けにくい人、怖い人、気難しい人、こんな印象がついてしまいます。それが誤解だとしてもです。自分から気持ちのいい挨拶をして、雑談しやすい雰囲気を作っていってください。
■優しくアイコンコンタクトをとると雑談しやすい
初対面の人と雑談をするとき、なかなか相手の目を見て会話できない人も多いでしょう。しかし、相手の目を見て会話できると、雑談しやすい人という印象を相手に与えます。アイコンタクトはお互いが、相手を見ないと成立しません。相手が人見知りの人であったりすると、なかなか相手の目を見るのが難しいものです。ただ、そんな人とのアイコンタクトほど実は威力を発揮します。
人見知りな人が下を向いて会話をしていたら、やさしく目で微笑みながら、相手を見て会話してみて下さい。相手も常に下を向いているわけではありません。こちらを見た瞬間、やさしく目で微笑みかけていたら、きっと安心するはずです。
挨拶と優しい目で微笑むことを心がけていれば、あなたは、とても雑談しやすい人という印象をもたれます。そして、あなたと雑談したい人たちからたくさんの声がかかるでしょう。
人は自分に興味を持ってくれてる人を好きになる。話し上手は興味を持っていると伝えるのが上手。