一般的に盛り上がる話のネタの条件に、共通の話題というものがあります。趣味や、出身地などを訊いて、あなたと共通するものがあれば盛り上がる話のネタになりますが、なかなか共通点が見当たらない方もいます。 「天気」や「季節」の話題は、必ず共通の話のネタとして使えます。しかし、ありきたりの話のネタすぎて会話が広がらず盛り上がらないことも多いようです。
今回はこの天気の話題から上手に会話を広げる方法を解説していきます。
■「天気の話題 +(プラス) 自分の情報」で会話は広がる
あなたが会話のきっかけとして天気の話題を話のネタに雑談を始めます。
雨の日ならこんな会話で雑談が始まります。
あなた「昨日からずっと雨ですね」
晴れた日ならこんな会話が雑談のきっかけになるでしょう。
あなた「今日は絶好のお出かけ日和ですね」
こんな会話のあと、相手の返事が一言で終わってしまうときがあります。こんな風に。
相手 「そうですねぇ」
あなた「・・・・・・」
相手 「・・・・・・」
さあ、会話が途切れて沈黙タイムがスタートです。このあと相手は何も言ってくれません。気まずいですねぇ。
こんな時は、あなたが話したセリフの後に、自分の情報や気持ちを少し付け加えて、会話を続けてみましょう。
雨の日。自分の情報を付け加えた会話例
あなた「昨日からずっと雨ですね」
相手 「そうですねぇ」
あなた「洗濯物がたまってしまって、明日こそは晴れてもらわないと着る洋服がなくなってしまいます」
晴れの日。自分の情報を付け加えた会話例
あなた「今日は絶好のお出かけ日和ですね」
相手 「そうですねぇ」
あなた「実は、明日から家族でハイキングに行く予定なんです。明日もこんな天気だったらいいんですけど」
自分の情報を付け加えて会話を続けると、雑談が続きやすくなります。雨の日の会話例では「洗濯がたまってしまったこと」、「着る洋服がなくなってしまったこと」を、晴れの日の会話例では「ハイキングに行くこと」を自分の情報として話のネタにしています。相手があなたと雑談をしてもいいと思っていたら、この情報を会話のきっかけにして雑談を広げてくれるでしょう。
ありがちな話のネタを広げるには、それに加えて自分の情報を会話に加えます。相手に「あなたと会話がしたい」という気持ちを伝えることができますし、会話が広がりやすい状況にすることができます。
ありきたりな話のネタには、自分の情報を少しプラスして会話を広げよう。