まずはこんな会話から。
こんな会話は盛り上がりません
相手 「昨日会社から帰って何してたの?」
あなた「帰ってからは、ご飯食べて結構すぐ寝ちゃったよ」
話し上手は丁寧に話して雑談する
この会話例のような雑談をしていたらすぐに会話が終わってしまいます。
あなたにとっては日常過ぎて具体的に話のネタにするまでもないと思っていることも、聞き手にとっては面白い話のネタになるかもしれません。
相手があなたの話のネタに興味を示しやすくするには、話のネタを丁寧で具体的にしてあげることです。次は、話し上手な人の会話例です。丁寧で具体的に説明をして、話のネタにしています。
具体的で盛り上がる話し上手な話し方
相手 「昨日会社から帰って何してたの?」
あなた「帰ってからは、7時くらいにテレビを見ながら、ご飯を食べたよ。おなかいっぱいになったし仕事で疲れてたからいつもより2時間も早く寝ちゃったよ」
こう話せば聞き手のイメージできるものがとても違います。伝える情報を多くしてイメージしやすい会話をすれば、質問もしやすくなり会話は広がります。この例では聞き手は「7時に見たテレビ」に興味を示すかもしれません。「疲れてしまった仕事」を話のネタに会話したがるかもしれません。
もうひとつ例をあげます。次の話のネタでは、相手が聞き上手でないと会話が盛り上がる質問をするのは難しいでしょう。
話のネタが具体的でない。会話が盛り上がらない話し方
あなた「こないだ腕時計を久しぶりに買ったんだ」
この話のネタでどんな腕時計を買ったのかと興味を示してくれるかもしれません。しかし、腕時計にあまり関心のない人なら興味を示さないかもしれません。腕時計に関心があったとしても購入した腕時計のイメージが沸かないために、話のネタが広がらないことだってあります。こんなときも丁寧で具体的に話のネタを説明します。聞き手がイメージしやすく、興味が沸きやすいように伝えてあげましょう。
話のネタが具体的。会話が盛り上がる話し方
「こないだ、かっこいい腕時計を買ったんだ。文字盤が黒で、かなり大きめの電波時計なんだ。文字もでかいからとっても使いやすいよ」
丁寧に話のネタを説明すると、聞き手の頭の中には腕時計の映像が浮かんできます。「黒い文字盤の時計ってかっこいいよね」と言う会話になるかもしれません。「電波時計って時間が狂わないんでしょ。私も探してるんだよね」という会話になるかもしれません。
具体的な話のネタにすることを心がけると、会話する力がうんと伸びて話し上手になります。会話が続かないという方は、普段の話のネタを見直してみてください。もっとイメージしやすいように話のネタを伝える話し方があるはずです。
話題が豊富な人は話のネタを用意する努力をしている。会話下手ならなおさら用意するべき。