ここからは、話のネタについてです。私たちは普段雑談の中でいったいどんなことを話しているでしょうか?
「仕事、友人、旅行、趣味」と共通の話題が話のネタになれば雑談は盛り上がるでしょう。 「美容、健康(病気)、異性のこと」のように相手によっては興味を持ってくれそうな話のネタも非常に盛り上がります。そのほかにも日常、身の回りで起きたできことを自分の感じた気持ちを加えて会話をすると、聞き手にとってすごく面白い興味ある話のネタになります。 (日常生活で起きた出来事を面白い話のネタにする方法はこちら)
あなたは今日までの一週間を振り返り、どれだけ雑談で話せる話のネタを見つけ出すことができますか?普通に生活していれば、楽しいエピソードは必ずあるはずです。ただし、意識をして振り返って見なければ、気づくことができないことかもしれません。感謝の気持ち、うれしい気持ち、残念な気持ち、寂しい気持ち、恥ずかしい気持ち。普段の生活で、私達はいろいろな気持ちとともに行動しているはずです。この気持ちを意識して感じることができれば、それを言葉にするだけで話のネタになります。
■ほんの些細な気持ちが話のネタになる
例えば、窓を開けたら、すがすがしい風が入ってきた。これはうれしい気持ちですね。このうれしい気持ちを素直に言葉にして伝えると、こんな会話ができます。
うれしい気持ちを言葉にすると、雑談の話のネタになる
あなた「昨日家の窓を開けたら、すがすがしい風が入ってきて、とても気持ちよかったよ」
相手 「最近天気いいし、出かけるにはいい季節になったよね」
うれしい気持ちばかりではありせん。残念な気持ちだって言葉にして表現するだけで雑談の話のネタになります。 こんな残念な気持ちはどうでしょう。
(エレベーターに乗ろうとしたら、自分がたどり着いたタイミングで行ってしまった)
これは残念な気持ちです。 この気持ちを相手に伝えるとこんな感じになるでしょう。
残念な気持ちも言葉にすると、雑談の話のネタになる
あなた「さっきエレベーターに乗ろうとしたら、ちょうど着いたタイミングでドアが閉まっちゃった。もう少し早くつけばよかった」
相手 「ここのエレベーターって来るの遅いよね。最新のエレベーターってすごく早いよね。こないだできたデパートがそうだったよ」
実際に起こったことと、それを感じた気持ちを言葉にするだけで話のネタは完成します。あなたの気持ちは、相手にとって興味を示す対象になり、会話が続いていくのです。
事実だけでは、聞いてもつまらないことが、あなたの気持ちが入ることで聞き手には面白く伝わります。話のネタは、自分の気持ちを意識して行動するか、その日の出来事を夜振り返ると意外と簡単に見つけることができます。
あなたの気持ちを伝えると、それが聞き手が興味を示す話のネタになる。