話のネタが思いつかず、相手が話しかけてくる気配が無い。相手の見た目を話のネタにしたいけど特にこれといって特徴が見当たらない。あーこの沈黙をどうにかしたい……。
あせればあせるほど頭の中は真っ白になって普段なら出てくるような話のネタも思い出せなくなります。こんな時のために、いつでも、どこでも、誰とでも会話ができるようなアイテムを仕込んでおきましょう。
■お菓子を渡して会話のきっかけを作る
簡単に用意できる効果的なアイテムは、ひとつずつ袋で小分けにされた一口サイズのお菓子です。あめ玉なんかがすぐに思いつくのではないでしょうか。ほかにも一口サイズに包装されたチョコレートや、クッキーなんかもどこのお店にも売っています。
そんなアイテムを常にかばんやポケットの中に忍ばせておきましょう。そして、「やばい、会話が途切れた!沈黙が始まってしまう!!」という空気を感じたら、お菓子をひとつ相手に渡してあげましょう。同時にこんな感じに自然に声をかけてみてください。
「よかったらどうですか?」
または、
「食べてみてー!」
相手にお菓子を渡す前にあなた自身がそれをほおばるのもいいでしょう。相手はきっと喜んで受け取ってくれるはずです。これが会話のきっかけになります。そこから雑談が弾むこともありますし、少なくとも相手に好意を示すことができます。
■渡した後、会話を広げる一言を用意しておく
「よかったらどうですか?」とお菓子を渡した後、もう一言、会話を広げる話のネタを準備しておくといいでしょう。相手はよりあなたに親しみを感じます。
こんな言葉を投げかけて会話を広げてみてはいかがでしょうか。
「それおいしいですよー」
「この味昔から好きなんですよー」(あなたがお菓子を食べる時に言うセリフ)
「さっきにんにく食べたからお口直しです」(あなたがお菓子を食べる時に言うセリフ)
「眠気覚ましにどうぞ(^^)」
また、お菓子を渡せば大抵を喜んでもらってくれますが、中には受け取りを拒否する人もいます。 そんな時にそのまま会話が終わってしまったら気まずくなってしまうこともあります。しかし、先ほどの会話例の「この味昔から好きなんですよー」、 「さっきにんにく食べたからお口直しです」であれば拒否された後にも使える一言なので、自然に会話を進めることができます。
■こんなアイテムでも会話のきっかけが作れる
街頭で配っている新しくオープンしたお店のチラシやポケットティッシュ。こんなものを必ずもらうようにしてポケットに忍ばせておけば雑談ネタに使えます。なにか話さなきゃという状況になったら相手の目の前に差し出して、こんな感じで声をかけることが可能です。
■[居酒屋のチラシ]を会話のきっかけにした話し方例
「これ見てください。さっき外で配ってたんですけど近くに居酒屋ができるみたいですよ。半額ですって。飲み会あったらここにしましょうね」
■[マンガ喫茶の割引券]を会話のきっかけにした話し方例
「マンガ喫茶って行きますか。これ割引券配ってたんですけどいりますか?」
■[旅行会社のチラシ]を会話のきっかけを作る話し方例
「ハワイって安いんですね。(チラシを相手の目の前に出して)こんな値段で行けちゃうんですね」
あなたが旅行に行ってきたばかりなら、そこで売っていたお土産も雑談のネタのアイテムに最適です。
「これよかったらどうぞ。伊豆にしか売ってないらしい黒あめです」
こう雑談を持ちかけてみましょう。相手が伊豆旅行に興味を示してくれれば、旅行の思い出を話のネタに会話を続けることも可能です。
あと、個人的にお勧めなのがペットボトルのお茶やジュースにたまに付いてくるおまけ。私自身おまけには興味ないことが多いのですが、話のネタにあえておまけ付きの商品を買うことが多いです。
「これおまけで付いてたんですけど、いります?かわいいですよ」
こんな感じで。
すごく簡単にできることなのに、 すごく効果的。