人の第一印象は一度形成されイメージが固定化されると、
その印象を変えるためには約1時間はかかると言われている。
初対面の初デート、
婚活のカップリングパーティやお見合い時なんかは、
まさに重要なポイント、このスタートダッシュに失敗すると、
後々まで引きずる羽目に陥ってしまう。
また、会った後、デートの終わり際などの別れ際、
別れた後の行動やフォローも肝要です。
別れ際もしっかり笑顔で手を振ったり、
一度ぐらい振り返って目と目が合えばベストです。
この二つは心理学用語で言うところの「初頭効果」と、
「親近効果」と呼ばれるものです。
人は最初と最後の出来事が、
最も記憶に残り後々思い出されて再現される確率が高いという。
だから、この始まりと終わりのタイミングで、
良いイメージを脳内に植えつけることに成功すれば、
他はボーッとして中弛みしてもあまり問題にはならず、
曖昧な時間の行為、行動は忘れ去られてしまう。
思ってみれば人間同士が会ってお喋りなど、
会話をしていても、
詳細に覚えています。
完全に忘却して、
頭の中から消えてしまっていることもあります。
記憶が改ざんされてたり、
勘違いしていい加減な内容に摩り替わって覚えていたりもする。
人間の記憶はいい加減なもので、
よっぽど心揺さぶられて喜怒哀楽を感じた時か、
視覚、触覚、嗅覚、聴覚、味覚など五感で刺激を感じた時、
最初と最後、デート中で言えばピークの楽しかった瞬間ぐらいしか頭の中に、
鮮明に思い出として残ってはいないということなんです。
待ち合わせ場所で顔を合わせた瞬間、
笑顔で小走りに近づいてきて、
名前を呼ばれたり挨拶されたら非常に嬉しいものです。
また、別れ際も早足でそそくさと遠ざかり帰るのではなく、
ゆっくり歩幅を縮めて歩いて名残惜しそうな匂い、
後、姿を長時間残して帰宅しましょう。
これだけで無意識や潜在意識としての印象の7割程度は補える可能性があります。
会う時と去り際の背中だけで一緒にいたいと思わせることができるのだから、
是非試してみましょう。
ポイントは接近する時は足早に、
遠ざかる時は不思議なくらいノロノロとスローな動きにすることです。