価値観の不一致は離婚理由の最上位に来るものです。
たとえ婚約前に「大好きな人」であっても、
夫婦生活をする上で些細な食い違いがあると、
その小さな亀裂から次第に相手に対して不満やイライラ、
怒りなどの感情が大きくなり育っていく。
そして破局、別れる結果へと繋がる。
つまり、愛情よりもどれだけ似た者同士、類似性があるか、
あるいは相補性で歯車が 噛み合うような、
バランスが取れているかが大事です。
これらの相性の良さを示す具体的なポイントは様々なものがあります。
会話やコミュニケーションのテンポ、
押し引きが合う、無言状態で沈黙していても苦じゃない、
食べ物の好き嫌いが合う、金銭感覚の志向が合う、肌や体の相性が良いなど。
これらの遺伝的、あるいは、
精神面や性格面の相性が良いと長続きするカップル、
夫婦関係になることができる。
どんなに嫌いでも、
体の相性が良いとケンカしたとしてもお互いに磁石のように惹きつけあい、
すぐに仲直りできる。
また、お喋りをしていて楽しいと、
そのことでストレス解消が図れるので、
生活するのに欠かせない依存する対象となる。
人間関係は基本的にギブアンドテイクなので、
お互いに必要としている条件や特徴を持っていることが、
関係を持続させる要因となる。
寂しがり屋の構ってちゃんの年下彼女は、
大人で頼りがいや包容力がある年上彼氏が魅力的だし。
やんちゃな彼氏は、
ワガママを受け止めてくれたり、
癒してくれるような優しく柔軟性のある彼女を欲しがる。
お金持ち家庭のお嬢様は、誤用ですが破天荒、
荒くれ者や人気者を好む。
このようにお互いのニーズ、
需要と供給が合致しているカップルは結婚後も大抵うまくいく。
また、 共通の趣味があることは、
夫婦生活を続けている上で、
非常に大きなアドバンテージがあります。
そもそも、趣味や趣向は類似する可能性が著しく低く、
これが合致するだけでも奇跡に近い。
最近話題の合コンの形態、趣味コンは他の婚活に比べて、
カップル成立率、成婚率が 非常に高いと言われています。
例えばゲームオタク同士の合コンでは、
ゲームの話題で盛り上がれるし、
デートは家デートでまったりゴロゴロしながらゲームを楽しめるので、
第一印象さえ合致していればほぼゴールインまで一直線です。
テニスやジョギング、将棋や囲碁など、
スポーツや文化系の趣味に関しても同じ事が言えます。
似た者同士は、
仲間意識が芽生え好意を持ちやすく惹かれ易い。
もし好きでもない人、恋愛感情がない彼氏や彼女でも、
共通のハマッている物事があれば、
将来的に関係が長続きするでしょう。
現在の彼氏や彼女、恋人、
パートナーを自分色に染める。
趣味を教え込んだり指導して、
叩き込み共通の趣味を作り上げてしまうやり方も効果的でありアリといえそうです。